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長野県栄村で活動するNPO法人です。被害や復興の状況を、理事である松尾真のレポートを元に更新していきます。

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鳥甲線で出逢ったニホンカモシカ〜9月27日の記録

 ちょっとした遊び心からですが、9月27日朝、極野から鳥甲線で秋山郷に向かった時にニホンカモシカと出逢った時、何枚かの連続写真が撮れていますので、紹介します。
 撮影時刻は午前8時59分。
 軽トラの運転席からの撮影です。もちろん停止しています。
 日出山線で秋山郷に向かう時、屋敷集落の手前あたりでよく出逢うので、記憶では今回もその辺りだったように思い込んでいたのですが、写真データでその前後に撮った風景写真を見ると、鳥甲線のいちばん標高が高い地点の近くだったようです。標高は750mくらいの地点です。地図並びに前後の風景をカモシカの写真の後に掲載します。
 カモシカは人間や車に出逢っても、しばらくはじっとこちらを見つめているケースが多いです。歩いていて、5〜10mくらいの距離で出逢うことも珍しくありません。
 でも、最近、「カモシカもけっこう凶暴だよ」という話を聞きましたので、今後は慎重に対処しようと思っています。今回は、車から降りていたのではシャッターチャンスを失うので運転席から、というのが本当のところですが。
 昨30日は、野々海に上る途中、標高900mくらいの地点で、二ホンジカ2頭が道路を横切るのに出くわしました。こちらは瞬時のことで、シカは立ち止まることもなく、すぐに山の中に姿を消したので、写真撮影はかないませんでした。
 栄村に住んで10年、日出山線ではシカに出合った経験が一度だけありますが、水内地区では初めて。もともとはいなかったものです。クマもそうですが、生態系の変化を感じずにはおられません。
 これからやって来る雪の季節には、シカを対象とする狩猟に同行撮影する機会が得られるかもしれません。
 撮影の対象が増えれば増えるほど、時間と体はきつくなりますが、栄村の自然と文化、暮らしを記録し、伝えるために、いろいろと挑戦していきたいと思っています。

 

 

 

 

 

 

 

 上のの2枚の写真に注目。カモシカは正面から見ると、鈍重な感じが、この2枚に見える脚を見ると、岩場などを凄い速さで走る脚力が理解できます。

 

 

 

 以上7枚の写真すべて、撮影時刻は8:59になっています。ほんの一瞬の出逢いなのです。
 姿が見えなくなったので車を出し、車の中からカモシカが入っていった藪の中を凝視しましたが、姿は見えませんでした。しかし、昨年の経験からすると、遠くに行ってしまったのではなく、すぐ近くに潜んでいるのだと思われます。
 8:58という時刻が記録されている風景が下の写真。

 


 最後に掲載する地図で道路を赤く塗ったあたりです。
 また、9:05に次の写真を撮っていますが、これは地図に「B」と書き込んだ地点です。

 


 この写真に見えるカーブを曲がったところが、法面の災害復旧工事が予算不足で中断になっている箇所。
 綺麗な景色と自然災害は不即不離の関係にるというのが震災以降の実感です。

 

 

 

 赤く塗った地点は極野〜五宝木間を3分の1くらい進んだ地点です。

 

 


9月30日の野々海〜3時間余の旅の記録〜

 数日前までは雨模様の予報だった今日30日、望外の秋晴れ。
 「これは野々海に行くチャンス」と思い、霧が晴れる頃を見計らい、9時半に平滝から野々海へ上った。
 往路、そして野々海池での一番は青空の中の雲だった。いろんな形が見られた。
 標高800m付近で、大気が澄むこの季節には妙高山、火打山が眺望できる地点がある。今日はよく見えた。
 深坂峠に向かう途中、中学生の集団に出会った。旧大島村(現・上越市)の大島中学校の全校遠足とのこと。嬉しい出会いだった。全校生徒数25名で、今日は23名が参加だそうだ。校歌に野々海の名が出てくる縁で、3年に一度、遠足に来るとのこと。
 初春の野々海でミズバショウの最もきれいな群生地はミズバショウが消えた後、ササや低木が繁り、人が入りにくいところだが、今日はそこにも入った。
 記述はこの程度にとどめ、あとはひたすら写真をご覧いただきたい。

 


平滝から野々海へ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

野々海三叉路

 

 

 


野々海池

 

 

 

 

 

 

 

 

 


深坂峠へ

 

 

 

 

 

 

春、ミズバショウを見た湿地にて

 

 

 

 

 

東窓

 

 

 

 

 

 


野々海峠へ

 

 

 

 

 

 


9月定例会での松尾まことの一般質問

I. 「村の防災体制について」

 

 台風10号で大きな被害がもたらされました。災害によって亡くなられた北海道や岩手県の方々に対して、心からの追悼の意を表します。

 栄村はいうまでもなく、5年前に大地震に見舞われました。幸いなことに全国的なご支援をいただき、震災の爪痕がほとんど見られないほどに復旧が進んできました。たいへん嬉しいことです。しかし、一度、震災を経験したからといって、「もう災害に見舞われることはない」などということはありません。全国から大きな支援をいただいた自治体であればこそ、全国の模範ともなりうるような防災体制の確立・充実に努めなければなりません。

 

1. 奥志賀公園栄線の災害をめぐって
 そこで、まず第1に、7月末に奥志賀公園栄線で落石・土砂災害が発生し、8月10日午後4時まで通行止めとなった件について、質問します。
 本災害の発生については県建設事務所から村に連絡があったものと思われますが、その連絡を受けて以降、8月10日の通行止め解除に至るまでの間の、村の対応について、時系列に沿って報告、説明を願います。
 また、通行止めが解除されたのは、災害箇所の応急復旧工事が完了したからですが、村長が公約等で掲げている「奥志賀公園線の5月1日〜11月30日の7か月間通行可能化」という観点から見た場合、応急復旧工事の内容・結果をどのように評価されているか、考えを示してください。

 

2. 大雨警報への対応について
 第2に、7〜8月の間、長野地方気象台から頻繁に発令された大雨警報についてお尋ねします。
 警報は発令と同時に、村内放送で地方気象台の告知がなされます。
 その告知では、「土砂災害のおそれがありますので、川の流域等にお住まいの方は警戒してください」という趣旨のことが言われます。
 台風による大雨で土石流が発生し、避難指示によって避難した経験をもつ者としては、こういう告知放送を聞くと、ギクッとします。ましてや、その後の対策工事が未完了の状態ですから、なおさらのことです。
 しかし、大雨警報が出されても、自分が暮らす地区では晴れている、また、雨が降っても、ごくわずかな降雨にとどまるというケースが少なくありません。
 こういうことが何度も続くと、大雨警報が出ても、多くの人が無警戒なままで日常の暮らしを続け、本当に大雨がきたとき、避難等に遅れが生じる危険があります。とりわけ、最近の豪雨は非常に短時間に突如発生して、気象警報も間に合わない傾向が強まっているだけに心配です。
 「栄村に大雨警報発令」といっても、栄村の村土は広く、大雨の可能性があるゾーンは限られたものであることは間々あります。
 そこで、村役場が、行政組織としての能力を発揮して、より具体的かつ詳細な情報を村民に提供することが必要かつ大事だと考えます。
 村は、この7〜8月期の大雨警報発令時に、いま申し上げた意味で、村としての対応をどのようにとったのか、お答えください。

 

3. 県所管の災害復旧関連工事と村の関与について
 第3に、以上のこととの関連で、県所管の災害復旧関連工事について、村はどのように関与しているのか、ないしは関わっていないのかについてお尋ねします。
 先ほどお尋ねした奥志賀公園栄線の場合も応急復旧工事を所管したのは県でしたが、他にも、地震による中条川上流の山腹崩壊、鳥甲線脇の法面崩落危険箇所など、県が復旧対策工事を所管しているところが多々あります。
 災害当初においては、村が県に被害状況を知らせ、復旧対策工事を要望した経緯があると思われますが、復旧対策工事は1年では終わらず、途中、予算不足で工事がストップする場合すらあります。
 そういう中で、県が所管する未完の災害復旧工事等については、工事予算が村予算に関わらないこともあってか、村政の場で話題になること、議論されることがあまりありません。
 こうした県所管の災害復旧工事等について、村はどのように関与しているのか、進捗状況の把握や工事促進の要請などがどのようになされているのか、お答えください。

 

〈質問気紡个垢訖浩鄲篠垢療弁要旨〉
* 栄線は重要路線である。
* 5月1日から11月末まで通行可能にしてもらいたいと訴えている。
* 過日、県議会の関係で、訴えさせてもらった。
* 秋山郷住民約200人が北信総合病院に行く、飯山日赤に通うのに、こちらの道路を通れば30分くらい早く着く。
* 村の防災体制については、地震災害や風水害などについて地域防災計画に基づく対応をとっている。

 

〈質問気紡个垢訌輒害歡垢療弁要旨>
* 村職員の中には気象の知識をもち、今後の見込みを判断できるものはいない。
* 気象庁、国・県の情報を基に万が一の災害に備える態勢をとってきた。防災計画に基づく第一次警戒配備だ。村の防災担当、総務課長が警戒にあたる。
* 場合によっては消防団へ待機命令も出したり、万全の態勢をとってきた。

 

〈質問気紡个垢觧唆鳩設課長の答弁要旨>
奥志賀公園栄線通行止め関係
* 7月28日13時56分、北信建設事務所中野事務所より「13時00分から土砂崩れによる通行止め」のFAX。
* 14時、北信建設事務所中野事務所より規制看板を設置する旨の電話。
* 14時10分、役場から村の商工観光課、振興公社、観光協会、道の駅にFAXで情報提供。
* その後、全村向け告知放送。19時40分にも同内容の告知放送。
* 7月29日9時00分、北信建設事務所中野事務所より、現地の状況、対応方法について電話。
* 9時30分、上記の内容を商工観光課、振興公社、観光協会、道の駅、津南町商工観光班にFAX。
* 8月1日、17時00分、早期通行止め解除を要請する旨、当方から北信建設事務所に要望。
* 8月2日13時30分、北信建設事務所中野事務所より、「8月11日通行止め解除の予定で工事中、あくまでも予定であることを前提に観光関係者に伝えてほしい」旨の連絡。
* 同13時45分、商工観光課、振興公社、観光協会、道の駅等にFAX。
* 8月3日から9日までの間、随時、北信建設事務所中野事務所に定期的に連絡し、工事進捗状況等について情報を得る。
* 8月10日15時34分、北信建設事務所中野事務所より「8月10日16時00分をもって通行止め解除」の連絡。
* 同15時45分、商工観光課、振興公社、観光協会、道の駅、津南町商工観光班、切明リバーサイドハウス、雪あかり、雄川閣に上記内容を連絡。
* 7月28日から8月10日にかけて、村ホームページに通行止め情報を掲載。

 

県所管の災害工事等
* 県所管工事はいわゆる管理区分にもとづき所管部署が対応。中条川の場合、下流は県建設部、上流は県林務部、用水路等は栄村。
* 施工業者が複数入る場合、安全協議会を立ち上げ、調整。必要に応じて、関係地区住民向けのチラシ作成、説明会開催をする。


答弁を受けての松尾の発言
 改めて答弁は求めませんが、まず奥志賀公園栄線の件。
 経緯は承知しました。実は今回のはあくまでも応急復旧工事であり、現場を見てきたが、今回の応急復旧で設置されたのは本当に応急的なネットが二つで、素人考えですが、おそらく冬の積雪の圧力には耐えきれないのではないかと考えられます。
 そうすると、今春も問題になったが、たとえ奥志賀公園栄線の春の除雪が終わったとしても、それからまた対策工事をやるということで、除雪が終わってさらに1ヶ月間位開通が遅れるということが起こり得ると思います。それを避ける、村長も言っている5月の連休期間から使えるようにということであれば、この秋、本格的な積雪の前に現在の応急措置からもう一歩踏み込んだ対応をしていただくように県に要望しないと、これは来春に非常に大きな影響が出ると思います。その点のご努力をお願いしたい。
 

 2つ目の大雨警報関連ですが、総務課長が言った、「村として万全の態勢をとっている」というのは法令上の問題とか、あるいは防災計画との関係では問題のない態勢をとっていることは重々分かるが、そのことと村民が何を知り得て、どう備え得るかということとは、やはり次元が違う。総務課長が言った「気象の知識のある職員はいない」というのは事実そのとおりだと思うが、現在はごく普通の一般市民であっても気象庁のホームページにアクセスして、「高解像度降水ナウキャスト」というものをみれば、1時間前から見ている時間の1時間後まで雨雲がどのように動くか、栄村の画面がこれ位の画面(手で画面の大きさを示す)で出てきます。
 この間、大雨警報が出た時はだいたい私は覗いていましたが、「今ちょうど奥志賀公園栄線のカヤの平付近が真っ赤になっている。そこから1時間後の予測を見ていると段々それが切明の奥に移っていく。一定の降雨量を越えた時は県建設事務所が奥志賀公園栄線を通行止めにする。1時間後、切明のもう少し奥の方に雨雲が行けば、そこからさらに30分、1時間後に切明温泉より下流の中津川が非常に水位が上がってくる」。こういう見当がつくわけです。
 実は昨年一度だけ情報防災係がそういう情報を告知放送で流してくれています。こちらは全く晴れているのに大雨警報が出て不思議だと思ったら「今、野反湖のところで非常に強い雨が降っているので、この後中津川で水位が上がる危険性があるので、中津川流域の方は警戒してください」という放送が流されて非常に助かったことがあります。
 今週の日曜日の夜に「NHKスペシャル」で最近の異常気象についての放送がありましたが、東京大学の専門家が「高解像度降水ナウキャスト」を紹介して、「これはスマートフォンで見られるから、国民の皆さんはみんなこれで情報を得て、自分の地域にいつ大雨がくるのか、自分で判断するように」と、推奨していました。
 ただし、栄村の場合、高齢者の方が多くてスマートフォンを使うとか、パソコンを開くとかいうことができない、あるいはそういう習慣のない方が多くおられますので、役場の情報防災係でそういうものを大雨警報が出た時に見て、「今、何処で実際に大雨が降っている」とか「1時間後こういう予測を気象庁がしています」という情報提供をしていただければ、いわゆる「狼少年」になることは避けられるのではないかと思います。そのことを是非一つ検討していただきたい。


 3点目については産業建設課長からお答えいただいたことはよく分かるが、たとえばこういうことをちょっと考えていただきたい。3月議会では間に合わないかもしれないが、県の予算が固まった段階で、「栄村関係の災害復旧工事の今年度の国、県の予算はこういうふうにつきました。したがってこういうふうに工事が進む予定です」と全村民にあきらかにしてもらいたい。
 これは村全体の防災態勢の強化という意味で、村の取り組みの成果ですから、国、県が取り組んでくれるということも村政の一つの報告として村民の皆さんにお伝えするというふうに努力していただきたい。
 以上はすべて要望ですので、改めて答弁は求めません。

 

質問気料躋
* まず、村長等の答弁の後、私が「再質問」で再答弁を求めるのではなく、「要望」あるいは「提言」にとどめていることについて、説明しておきます。
 一般質問は、建前は「時間制限なし」ですが、実際には制約があります。6月定例会の際、私が用意した質問の全文を見た議長から「短くするように」と求められたことは先に報告したとおりです。
 今回は、あらかじめ用意の質問文は可能なかぎり簡潔にして、3つの大きな質問項目(以上に紹介したのは、そのうちの第1問)全体で、答弁時間も含めて1時間程度で終わるように配慮しました。
 実際、1時間余で終了しましたが、傍聴に来て下さっていた支援者の人から、「議長は時計を見て、時間を気にしていたよ」と教えられました。
 私は、3つの質問項目すべてを質問できるよう、「再質問→再答弁」で時間がかかることを避けたいと考えています。そして、「要望」ないし「提言」という形で、答弁の問題点を指摘すると同時に、今後の村政・行政運営に物申していく足場を築いておこうと考えています。
 一般質問は、そこでのやりとりだけで終わると、議員のパフォーマンスにしかならないという一面を有しています。パフォーマンスに終わることなく、日々の村政をめぐるやりとりに繋がるように心がけている次第です。

 

* 私の一般質問に限らず、他の議員の一般質問への答弁をみても、森川村長は自身での答弁は最小限にとどめ、課長に答弁させるタイプではないかと思います。
 なお、森川村長が「県議会関係で要望」と答弁したのは、その後、村長自身にたしかめたところ、北信地方事務所において、県議会と北信地域の首長の会合があり、そこで発言・要望したことを指しています。

 

* 大雨警報時の村役場の対応についての総務課長の答弁はいかにも「お役人の答弁」という感じです。
 そのうえで、「高解像度降水ナウキャスト」の活用をめぐる私の提案に対しては、村長も総務課長も関心がある姿勢で聞いていましたので、提案の意味はあったのではないかと思います。ただし、こういうことは不断に言い続けないと、役場の対応はすぐに後退するというのが私の経験則ですので、今後もくりかえし、言い続けていこうと考えています。

 

* 奥志賀公園栄線の災害への対応をめぐる産業建設課長の答弁には興味深い点がありました。
 じつは、私は、8月1日の午後1時に森川村長に面会し、「奥志賀公園栄線の災害について、TOPレベル(村長と北信建設事務所長、北信地方事務所長)で対策を詰めてもらいたい」という要望をしています。
 課長答弁をみると、その8月1日の夕刻から村が北信建設事務所への連絡を頻繁にとるようになり、応急復旧工事−早期通行止め解除への働きかけを行っています。
 8月1日の村長への申し入れは意味があった、村が「県まかせ」の対応にとどまらないよう、こういう働きかけを今後ももっともっと強めていかなければ、と考えています。

 


本格的な紅葉が近づいています〜9月27日の秋山郷の様子〜

 

 なかなか秋晴れの日が少ない最近ですが、9月27日(火)、とくに午前中は抜けるような青空がひらけました。
 そんな中、秋山林道、奥志賀公園栄線の様子を主に紅葉の進み具合を見てきました。
 上の写真は、秋山林道と奥志賀公園栄線が交わる三叉路の様子です(12:19)。「紅葉本番」とは言えませんが、かなり進んできていますね。
 写真右上に「志賀高原21km」「カヤノ平6km」の表示がありませね。
 ここから数km志賀高原方向に進んだところに雑魚川橋がありますが、その橋の上から下流側を眺めたものを次にご覧ください。

 

 

 かなり色づいていますね。山の上の方を望遠で見ると、紅葉が進み、赤色も見えます。

 

 

 私は、この日、屋敷方面から鳥甲山ムジノ平登山口を経て、1頁掲載の秋山林道・奥志賀公園栄線交差点を経て、奥志賀高原手前まで進み、その後、道を戻り、切明温泉に向かいました。
 「よかったな」、「いい写真が撮れたな」と思うところを紹介したいと思います。

 

不動滝(10:31)。
 秋山林道を屋敷集落裏から切明にむかって走ると、進行方向右手に見えます。進行方向左側に車を停められるスペースがあります。
 奥左に見えるのは鳥甲山連峰の赤(あかくら)の頭(かしら)。

 

白沢の呼ばれるところ。写真真ん中より右寄りに鳥甲山の山頂が見えます。不動滝から車で1〜2分。

 

 

 

 秋山林道をムジナ平から大滝(おおだる)入口、奥志賀公園栄線方面にむかった進む途中(11:06)。
 紅葉はまだまだですが、ぬけるような青空。最高のドライブです。
 これより大滝入口寄りのところですが、進行方向右手に、法面にスゲが繁茂する地点があります。ここの眺めもいいですね(11:14)。

 

 

 

 上の撮影地点から奥志賀公園栄線に直行はせず、大滝入口で停車し、「奥志賀渓谷コース」と名づけられている雑魚川沿いの遊歩道を「三段の滝」まで少し歩きました。
 往復と大滝入口での観光客の方との会話を含めて40分間ほどです。

 下は大滝入口の秋山林道の様子(11:27)。

 


ウルシが真っ赤に紅葉しています。

 

 大滝方向と奥志賀渓谷コース(清水小屋方向)の分岐点の手前。
 ブナの黄葉はまだまだですが、カエデなどの紅葉はかなり進んでいます。

 大滝、あるいは奥志賀渓谷コースは、車を降りて、是非とも訪れていただきたいなあと思います。
 ただ、ここを訪れるときに、ご注意いただきたいことが一つあります。
 クマの出没ゾーンだということです。
 途中にクマへの警告音を発するために鉄パイプを叩く設備が各所にありますので、必ず活用ください。また、鈴をご用意いただくといいのですが、ご用意がない場合は、「ホー」と大きな声を出していただくといいと思います。また、臭いにもご注意ください。近くにクマがいる場合や、ごく最近にクマが通った場合は、獣臭を感じ取ることができます。なるべく一人行動は避け、複数人でお出かけいただくのが望ましいと思います。
 ちなみに、下写真が9月27日撮影の「三段の滝」ですが、周辺が紅葉する見ごろは10月10日頃かなと思います。

 

 

 

 ムジナ平〜大滝の間の紅葉は、今年は10月10日〜20日の間ころが見ごろになると思いますが、その時期に圧巻の紅葉景色を見せるのは、コミズ(小水)、ミズノサワではないかと思います。
 どんなところか、切明温泉・ムジナ平方面から進んできた場合の姿をご紹介しておきましょう。

 

カーブを廻った時に最初に見えるコミズ付近の眺めです。
 コミズは鳥甲山から下ってくる沢。
 山の上では紅葉(黄葉)が進んでいます(下写真)。

 

 

 つぎは、やはり秋山林道を進み、ミズノサワが視界に入ったときの景色です。

 

 紅葉が進むと、“圧巻”と言うしかない絶景になりますが、さらに言えば、志賀高原やカヤの平方面から切明温泉方面に進む時に見える景色がより素晴らしいです。
 下写真のカーブミラーのあたりから見える景色が最高だと思います。

 

 

 

 つぎにご紹介するのは、栄村東部地区の最奥部・極(にての)野集落から五宝木集落にむかう道・鳥甲(とりこう)線沿いの景色です。

 

飯盛橋での眺め。川が滝になっていて、素敵なところです。
 五宝木から極野に進んだ場合は五宝木橋、五才橋に続く3番目の橋です。

 

 こちらは、五宝木集落の1軒のお宅の様子。この日は、ナナカマドの実がすでに真っ赤になり、きれいでした。
 すでに秋山郷に入られた方が五宝木集落を訪れる場合は、屋敷集落から秋山林道にお入りください。


SL、飯山線運行のポスターのご紹介

 

 11月19日(土)、20日(日)の両日、SLが飯山線を走るスケジュールが先般、JR東日本から発表されましたが、SL運行に尽力された「飯山線SL運行を応援する市民の会」さんが制作されたポスターを栄村村内の関係者から見せていただき、写真を撮らせていただきましたので、ご紹介します。
 「なんとしても飯山線でのSL運行を実現する」と頑張ってこられた「市民の会」の思いが伝わってくる素敵なポスターです。

 宿泊施設の関係者にお聞きしたところ、「栄村村内を走るSLの姿を撮りたい」という人たちからの宿泊予約がもうすでに入ってきているそうです。

 飯山駅でのセレモニーは19日はなく、20日の到着時に行われると聞いています。
 栄村では、森宮野原駅で歓迎のイベントを準備中です。森宮野原駅では機関車への給水が行われます。
 沿線自治体協議会とJR東日本の間で種々の打ち合わせが行われていますが、沿線での撮影をめぐる混乱や事故を防止するために、踏切をはじめとする各所に警備体制が敷かれます。
 撮影する方は、SLを車で追っかけたり、進入禁止ゾーンに勝手に入り込むような危険な行動はなさらないようにお願いします。
 安全運行にご協力いただける方には、ご連絡をいただければ、種々の情報をご提供したいと思っています。
 今後、飯山線でのSLの定期運行が実現するよう、みなさまの応援、ご協力をよろしくお願いいたします。


野々海の紅葉予想

 


 「野々海の紅葉はどうですか?」、何人の人から尋ねられたので、小雨の中、今日23日の午後、野々海に行ってきました。
 最初の写真は、野々海三叉路。湿地に生える草と低木はすっかり色づいている。もう8月の下旬から色づいていたが、いっそう鮮やかになっている。ただ、この湿地の背景にある落葉樹が色づくと、この場所の最高の状態になる。その背景の落葉樹も少し色づき始めている。

 

 

三叉路からキャンプ場方向に入ってすぐの地点からの眺め。

 

 野々海の紅葉は、過去2年のように早いことはないようだ。ここ1週間くらいかなり寒くなったので、TOP写真のように鮮やかな色になっているが、来週は気温が高いという予報なので、ブナなどの色づきがこのまま順調に進むとは考えにくい。もともと、「野々海の紅葉のピークは10月20日すぎ」と言われてきたが、今年はその平年並みの紅葉の進み方になるのではないだろか。ただし、三叉路と、後で紹介する東窓(キャンプ場の横手)は10月10日を過ぎれば見ごろになるのではないだろうか。

 

 

 では、野々海池の今はどうか?

 

野々海池入り口から入ってすぐの地点での撮影。

 

 9月12日以来の訪問だが、入り口から池の方を見た瞬間、「あっ! 進んでいる」と思った。
 真正面に赤茶っぽく見えるものはひょっとするとブナハムシにやられたものかもしれないが、全体として、9月12日よりもかなり色づきが進んでいる。
 今日はスキー場から貝立山の裏を廻って山道を進んだが、ずっと霧の中。ところが、野々海は霧が出ていなかった。ただし、三叉路→野々海池→東窓→三叉路と進んで、帰路につく頃、霧が広がってきた。なんとも幸運だった。

 

池の西側の方がやや色づきの進行が早いかなという感じ。

 

水番小屋付近はウメバチソウ(コウメバチソウ?)が満開。

 

野々海池が東窓の方にむかって狭くなるあたり。野々海池から三叉路に戻る時に撮影。

 

 野々海池の2枚の写真からわかるように、この間の雨で野々海池の水位はかなり回復。紅葉の見ごろにはいい感じの水位になっているのではないかなと思う。

 

 

東窓の様子。
 背景になる落葉広葉樹の色づきは、三叉路よりもやや早いかなという感じ。昨年は9月20日ですっかり紅葉していたが。

 

昨年9月20日の東窓

 

 

 スキー場からの往路の写真も少し紹介しておきたい。
 ただし、この間の雨で道がかなりえぐられ、軽トラでもかなり厄介な箇所がたくさんあった。普通乗用車での乗り入れはお勧めできない。

 

「シシウド」か。ツリフネソウのピンクとのコントラストがいい。
スキー場内。

 

ススキの穂も色づいている。

 

青倉の貝立水路かけ口少し手前にて。

 


配達日誌8月16日〜31日

16日(火) まず配達。その後、野々海へ。
 三叉路の小さな池は期待通りに色づき始めている。驚いたのは、野々海池の入り口を下ろうとしたとき。水量の予想以上の低下にも驚いたが、それ以上にびっくりしたのは対岸が色づき始めていること。まったく予期していなかった。ブログ「猛暑の日、野々海に、秋を見つけた」をアップ。

 

色づきはじめた野々海池の対岸


 午後3時から白山さまのお祭りの片づけ。片づけにはそんなに時間を要さず、恒例の飲み会になる。今年の世話役・英男さんの奥さん・カノさん手作りの漬け物などがつぎつぎと出てきた。いちばん驚いたのは、たくさんの天ぷら。トウモロコシと青じそ、玉ねぎ、小女子(こうなご)のかき揚げだ。青じそが入っているのが1つのポイントのように思う。これは写真を撮っておくべきだった。だが、話が盛り上がっていて、写真を撮らずじまい。残念。
 野々海の色づきも話題に。水番の英男さんは今朝も行っておられて、「そうだ。色づいていたろう」と。私だけの主観ではなかった。
 午後6時すぎ、「そろそろ暗くなってくるぞ」というのでお開き。

 

17日(水) 英男さんが武蔵野大学の学生を野々海に案内するのに同行し、撮影取材。朝方、雨だったので心配したが、平滝から上る過程、野々海池での英男さんの水管理の様子を見る間は天気がもった。しかし、水番小屋で学生たちが英男さんにいろんなことを尋ねる会が始まった直後に激しい 降雨。台風の影響だ。11時頃に下におりてくるときは止んでいたが。

 

英男さん持参のミニトマトや枝豆をつまみながらのインタビュー


 その後、8月1日〜15日の配達日誌の整理と編集。
 その作業がほぼ終わりかけた頃、急に胃がさしこむような感じ。やむなく横になり、さらに布団を敷いて、夕食も食べず、寝た。

 

18日(木) 一晩寝て、胃の具合悪さはおさまっていた。が、なにか体の調子がよくない。じつは15日の白山神社の祭礼で何度も頭を下げる動作をしたとき、体に歪みを感じ、体を前に折ると腰に変な圧力がかかった。そんなこともあったので、背中の筋肉の疲れをとらなければならないと思い、午前中、十日町の接骨院へ。上半身はかなり楽になった感じ。
 4時すぎにまとめ洗濯へ。洗濯物を洗濯機に入れたところで、1本の電話。電話の主のところを訪ね、1時間強、懇談。その後、洗濯に戻ったが、もう夕食の時間。

 

19日(金) 5時に目覚めるも、二度寝し、6時すぎに起床。
 9月定例議会の一般質問要旨通告の締切が今日の午後1時なので、まず、要旨通告の原稿書き。
 9時にメールで議会事務局に送ったうえで、議会事務局を訪れ、議事録作成のためのテープ起こし作業の実際などを事務局の斉藤力さんから聞き、その後、初めて「議事録」というものを実際に手にとって閲覧。

 

もう稲穂が垂れ、色も黄金色にむかっている(中条にて)


 6月定例会での私の一般質問への答弁の中で森川村長が問題発言をしたが、その問題発言で被害を蒙った当事者が昨日、森川氏と会談したそうだが、その場での森川氏の発言内容を知り、愕然。憲法で保障されている基本的人権について、森川氏はどうやら正しい認識をお持ちでないようだ。暗澹たる気分になると同時に、「なんとかしなければ」と強く思う。
 午後、森の開田と青倉の西山田の棚田へ。写真撮影等。続いて、直売所の様子を見に行く。そこで知人から巨峰をいただく。非常に美味しかった。
 ある人を訪ね、久々に1時間以上、話し込んだ。
 この間、栄村の写真アルバムを制作しようと、写真の選定を進めてきたが、ひとまず選定を終えると、「定番」的なスポットに偏っていて満足できず。もう一度、一から選定し直すことにした。

 

20日(土) 「復興への歩み」No.292の編集。
 午後2時頃、土砂降りの雨。気象庁の「高解像度降雨ナウキャスト」を見ると、南東から北西へ雨雲が動いている。
 この雨の後の夕刻の景色が素晴らしかった。「トマトの国」に向かう途中だ。7月30日の夕景が素晴らしくてブログで紹介したが、それに勝るとも劣らない素敵な夕景だ。

 


 夜、秋の虫が鳴いた。いよいよ秋か!

 

21日(日) 「復興への歩み」No.292の配達、113軒。
 配達途中に切欠の集落と田んぼ、東部パイロットの奥まったところにある斉藤正春さんらのソバ畑などを撮影。ソバ畑は軽トラでやっと辿り着けるようなところだが、そういうところで丁寧に栽培されている様子に改めて感動を覚えた(下写真はちょっと変わった角度から撮影。真ん中に見えるのは東部パイロットに設置された携帯電話のアンテナ)。

 


 野菜を求めに直売所に行った際、店長からいろいろと話を聞いた。明日、直売所の出荷運営組合の総会だが、村からの補助金を得るために、組合役員や店長は大変な苦労をされている。

 

22日(月) 台風接近が騒がれたが、村にはほとんど影響なし。午前中に青倉などで60軒配達。
 午後2時から直売所の出荷運営組合の総会。村からの補助金が決まらない中、非常に苦しい議論となり、午後5時頃までの長い総会となったが、直売所にかける組合員の熱意がひしひしと伝わってくる、とても素晴らしい総会だった。
 終了後、その議論の熱気をひきずって、直売所をめぐる会話をいろんな人といろんなところで行い、気がついたら、9時をはるかにまわっていた。

 

23日(火) 午前中、程久保に向かう途中、貝廻坂で道路パトカーと遭遇した。10時40分頃のことだ。昨日の雨で水路の一部が破損し、北信建設事務所飯山事務所に住民から通報があって、駆けつけたとのこと。この水路は貝廻坂の改良・拡幅工事の一環として設置されたので県管理なのだ。(この現場の写真は「復興への歩み」No.294に掲載)
 午後は2時頃から「お米のふるさと便り」を一気に編集。2〜3時間。相当に疲れた。その関係で、青倉・西山田の棚田を訪れたが、かなり黄色くなってきている(下写真)。

 


 夜はかなり気温下がった。

 

24日(水) 貝廻坂の現場に応急措置のブルーシートが張られていた。
 午後はひんご遺跡報道説明会に参加。その際、久しぶりに箕作〜平滝間の橋の建設の様子を見た。床板工の型枠設置がかなり進んでいる。
 夕刻、9月議会議案書が届けられる。決算書とその説明書が4冊あり、ぶ厚い。
 夜、暑いというのではないが、気温、あまり下がらず。

 

25日(木) 午前10時頃、ギックリ腰発症。しかし、公務があるので、「北信州農村女性の集い」の会場(木島平村)へ。
 予定の4時半を過ぎ、5時頃に終了。そこから十日町の接骨院へ車で直行。6時半頃に到着。ギックリ腰の中で1時間以上の運転はきつかった。
 5時半頃、栄村を通過するとき、雨がパラパラ。帰り、十日町で小雨、栄村までずっと路面は濡れていた。大雨警報が出ていたようだ。

 

<以下、26日〜30日は配達ができなかったので、日誌も簡略化>

 

26日(金) ぎっくり腰のため、配達はしばらく休み。午前、自室作業で(蒸し)暑さを感じる。議会事務局と直売所へ。
 夕、気温低下。午後9時すぎ、大雨警報。ナウキャストでは長野市の南部あたりで赤色。東に進むと、秋山郷の奥で降ることになる。

 

27日(土) 6時前に起床。6時すぎにかなりの降雨。ナウキャストを見ると、その頃、栄村北部が黄色(1時間に20〜30ミリの降雨)。
 今日は森のお祭りだが、腰の状態が悪いので、宵祭りには行かず、自宅でおとなしくしていた。

 

28日(日) 午前中、家にいると、森の若衆が悪魔祓いに来てくれた。
 昼頃から、菅沢トマト収穫などの撮影に少し出かけた(下写真)。

 

 

29日(月) 午前中、腰の治療に十日町へ。
 青空に秋の雲が浮かび、気持ちのいい天気。出かける時に、ふと、小林昇子さんの荏胡麻の畑のことが頭に浮かび、様子を見に立ち寄った。素敵な写真が撮れ、ブログにアップ。

 

30日(火) 「ししこしょう」が「信州の伝統野菜」に認定されたので、横倉の渡辺利正夫妻を取材。「ししこしょう」を「伝統野菜」として推そうという話が出てから、認定まで満5年。この認定にはとても価値があり、活かさなくてはならないと強く思った。

 

 ししこしょうの畑は、写真左下から右上へ伸びる飯山線の線路の左側。伝統種を自然交配から守るために、他の野菜の畑から隔絶した畑で栽培されている。
 以前から、飯山線の線路を渡った先の千曲川との間の狭い土地に畑や田があることを不思議に思っていたが、元々は田が続くところに飯山線の線路が敷かれたのだということを、今回、初めて知った。

 

31日(水) ぎっくり腰もなんとか治まり、本格的配達を再開。今日は114軒。
 途中、森の開田の絶景ポイントへ。秋の空、黄金色の稲穂、そして鳥甲山という景色がうまく撮れたと思う。

 


栄村復興への歩みNo.294

直売所への補助金、ようやく決定
 直売所かたくりを運営する出荷運営組合に対する本年度の村の補助金500万円が、9月定例議会でようやく決定されました。
 7月下旬から1ヶ月半余にわたって直売所かたくりの存立を揺るがした問題はひとまず打開されました。組合では、この決定をうけて、近く組合員の全体会を開催し、直売所のこれからの運営について議論を深める予定です。
 この間、事態の打開のために奔走された組合役員のみなさん、店長をはじめスタッフのみなさん、本当にお疲れさまでした。

 

冬期間の営業にむけて、組合員みんなでズクを出しましょう
 直売所の売上げは春に続き、7〜8月も順調に確保されています。組合員ではない人から「今年は大幅な売上げ減少」などという話が聞こえてきますが、根も葉もないデマです。観光シーズン本番の10月、さらに売上げを伸ばしていきたいものです。
 そのうえで、気が早いと思われるかもしれませんが、出荷できる野菜類がほとんどなくなる冬期間をどう乗り越えていくか、今から準備していかなければなりません。
 昨年の経験からすると、売れ筋として目立つものに、クルミ、お餅(とくに栃モチ)があります。いずれも、秋のうちの準備が必要なものです。昨冬、入荷しても入荷しても、どんどん売れて、品物の確保が大変だったという経験があるそうです。いずれも単価がいい商品ですので、売上げの維持・上昇に直結します。

 


 写真は、クルミを炒って、半分に割ったものです。直売所では「ほじくるみん」というクルミの実を簡単にほじくり出すことができる道具も売っていて、人気です。丸ごとのクルミを割る道具も売られています。
 栃モチも人気ですね。

 


 栃の実のあく抜き作業はとても大変ですが、そのことも積極的なアピール材料となり、1袋1,200円の商品がバッチリ売れます。

 


 さらに、「栃モチあられ用」というのも人気です。

 


 購入した人が油で揚げるものですが、実際に揚げたものを試食できるようにもしてあります。

 

試食サービス用の揚げた栃もちあられ

 

直売所は村民が元気になるふれあいの場
 直売所かたくりは単なる商業施設ではありません。村のみなさんが、栄村を訪れた人とふれあう交流の場です。また、村の人が買い物に訪れ、レジの女衆や出荷に来た他集落の人たちと顔を合わせ、おしゃべりできる場です。
 「クルミが売れるんだったら、おらもクルミを少しでも拾って、出荷できるようにするぜ」、そんな動きが広がれば、嬉しく、楽しいですね。“村民の手で作り上げる元気スペース”として直売所かたくりをもっともっと発展させていきましょう。 (下写真は今年の正月2日の直売所。正月早々、多くの人が訪れます。)

 


手芸を楽しむ森集落の“ふれあい会”

 

 森集落のふれあい会のみなさんが公民館に集まっておられる様子。9月13日のお昼すぎに撮影させていただきました。
 この日は、栄村総合文化祭に展示出品する紙クラフトの作品、「フクロウ」を作っておられました。
 メンバーは10名余で、会長は桑原千恵さん(上の写真、左から二人目)、制作の先生は小林静子さん(写真中央)です。

 


 もともとは、震災で村外の娘さん宅に避難された人などが村に戻って来られたのを機会に、「みんなで集まろう」と始まったもの。
 これまでにも、吊るし雛(びな)や貝殻おひなさまを制作されており、昨年は振興公社の依頼を受けて、綿入れ袢纏(はんてん)を70着作られました。みなさんが嫁入りの時に持ってきた着物をほどいて活用されたそうです。
 「家にこもっていないで、こういうふうに集まって、おしゃべりしながら作っていると、楽しいわよ」。桑原千恵さんの言葉です。実際、私がお訪ねした時も、みなさん、にぎやかにおしゃべりしながら作業されていました。
素敵な取り組みですね。
 (他の集落でも、こういう取り組みがあればお知らせください。取材させていただきたいと思います。)


秋山郷の「じょんのび茶のま」に地域の力が結集

 

 これは秋山・小赤沢の国道405号線沿いにオープンしている「フリースペース じょんのび茶のま」の一角にある工芸品コーナー。
 「じょんのび茶のま」は地域おこし協力隊の木村敦子さんが昨年に続き、今年も8月後半から開設されていますが、この工芸品コーナーは昨年はなかったもの。販売されているのは、和山の山田初雄さんのクロモジの菓子ようじ、五宝木の福原勇一さんの布ぞうりなど、地域のお年寄りが製作されたもの。また、スペース内には地域の女性が作ったドライフラワーも飾られています。さらに、野菜の「無人直売所」もスペースの入り口横に設置されています。

 


 地域おこし協力隊の若い女性が一人で始めた「じょんのび茶のま」が、2年目にして地域の人びとの知恵と技が集まる場に成長しているのです。地域の人たち自身がこういう場を求めておられたのですね。
 じつに素敵なことです。
 今秋、紅葉を求めて秋山郷に来られる人たちにお立ち寄りいただくスポットがひとつ、増えました。
 無料で提供されるお茶、今年はゲンノショウコとメグスリノキのブレンド。私もいただきましたが、とても飲みやすいハーブティーという感じです。

 


 みなさん。是非、秋山郷、「じょんのび茶のま」にお越しください。