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栄村復興への歩み
2011年3月に震度6強の地震で被災した長野県栄村で暮らす松尾真のレポートを更新しています。

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深坂峠(林道野々海天水越線)はどうなる

 梅雨が明けた翌日の2日、朝から野々海に行きました。深坂峠に行くと、通行止めのバリケードが動かされた痕跡が見え、さらに工事現場に立てられる風向きを見るための吹き流しが見えました。そこで、松之山方向に少し下ると、工事の看板があり、さらに法面吹付工の現場がありました。

 

 


 十日町市が昨秋の段階で、「最後の工事の補正予算をつけた。工事は来春になる」と言っていた工事がついに始まったのです。非常に有難いことです。
 ここは林道野々海天水越(あまみずこし)線といいますが、本紙387号でお伝えしたように津南町の無印キャンプ場からの道と交わる三叉路交差点から野々海方向に少し進んだ地点で道路が台風19号災害で崩落しています(下写真)。法面吹付工の工事が完了すれば、その崩落地点までは通行できるようになる可能性はあるかと思い、工事箇所からさらに道を下りました。往復10匱紂2.5時間かかりました。

 

 

● いたるところに台風19号被害の爪痕
 驚きました。昨年も一度歩いていますが、林道はその時よりもずっとひどい状態になっています。随所に台風19号時に沢から水と土砂が流れ落ちたと思われる箇所があります(その一例は次の写真参照)。

 

 

 この写真の箇所はまだ被害が小さい方ですが、この箇所で三方岳〜天水山の稜線方向を見上げたのが下写真です。沢を土砂が下ったことが見て取れます。また、この写真からはこの箇所に大型土嚢が設置されていたこともわかりますが、それがもう古くなっていて、ほとんど効力がなくなっています。土嚢は袋に貼り付けられている製造票から2013年(H25年)のものと判明しました。

 


 被害箇所は多いですが、しかし、平素、栄村で村道や林道を見ている経験からいえば、大規模な予算付け・土木業者発注をしなくても、栄村役場直営班のような能力を持った部隊が活躍してくれれば通常通行が可能な状態を確保できるとも思いました。

 

● 最高の景観ゾーン
 今号の「コロナとしっかり戦い、村の活路を拓こう」の頁に掲載した写真を撮ったのはこの「調査」歩きの際です。いまの季節でもとても眺めの素晴らしいところですが、紅葉期になればもっと素敵な景色になります。
 「深坂峠から松之山への道は通れるの?」 この数年、多くの観光客の人たちから繰り返し尋ねられます。この林道が完成した頃は観光バスも来たといいます。私も、震災前年の秋(10年前)にバスツアーのガイドをしたことがあります。
 「松之山は平成大合併で見捨てられた」という声もあります。この林道の復活へ、栄村が松之山の人たちと力を合わせることが必要だと思います。
 この秋は、少なくとも徒歩では、このコースの紅葉狩りツアーをやってみたいと思います。まさにコロナ時代の絶好観光ポイントだと思います。


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