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栄村復興への歩み
2011年3月に震度6強の地震で被災した長野県栄村で暮らす松尾真のレポートを更新しています。

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日出山線はアジサイ街道

 毎年、この時期になると私が気になることの一つに、「エゾアジサイがいちばん綺麗に咲き並んでいるのは何処だろう?」ということがあります。

 

 

 

 6月26日の撮影で、まだ咲き始めですが、上日出山をこえて進むと、進行方向左手にはほとんどずっとエゾアジサイが見られます。車のスピードを落としてゆっくり進むと、いいですね。時にはちょっと車を停めて眺めるのもいいと思います。
 村の人にとっては、「当たり前の存在で、あまり気にかけない」ものかもしれませんが、「村の外から来た人に何を見せてあげようか」という思いで〈景色を再発見〉してください。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
栄村復興への歩みNo.340
2018年7月1日発行 編集・発行人 松尾真
連絡先:電話080−2029−0236、
mail;aokura@sakaemura.net
ゆうちょ銀行 11100−01361481 栄村復興への歩み協賛寄金 ながの農協栄出張所 普通0009390 栄村復興への歩み発行協賛金松尾眞


鳥甲線を走る

 配達で秋山に向かった5月6日、極野から鳥甲線(とりこうせん)に入りました。法面枠工の工事(7年前の地震災害の復旧対策工事)で昨年はずっと通行止めになっていた路線です。

 


 法面枠工は見事に完了していました。昨年、工事現場で「予算不足で困っている」という話を聞いていましたが、法面枠工の下部に土砂止めの堰堤も造られていて、ほぼ完了のようでした(上写真)。
 降積雪期まで工事が行われたようで、撤去しきれなかった工事資材が道路脇に残っていました。

 

● 景観が素晴らしい鳥甲線
 この鳥甲線、じつは景観が素晴らしいのです。とくに融雪が進む初春期と紅葉期。中でも極野から五宝木にむかって進む際に正面に見える景観が素晴らしいと思います。
 今春は、雪消えが早く、融雪水が流れ落ちる“幻の滝”は残念ながら見ることができませんでしたが、次のような素敵な山の景色を真正面に見ることができました。

 


 鳥甲山連峰の北側にある西ノ岩菅やフクベノ頭が見えているのだと思います。手前は釜川の峡谷です。
 この地点から進み、7月にヒメボタルが飛ぶところを経て、直線状の道路を走ると、道路右脇にカタクリが咲く箇所があります。
 そんなに大きな群生地ではありませんが、綺麗に開花していました。イチリンソウもありました。
 驚いたのは、ここのカタクリがよそで見るものよりも大ぶりなこと。典型的なものを示します。

 

 

 五宝木に到着すると、「もう森の住宅から五宝木に戻られたかな?」と思っていた山田政治さんが畑に出て、枯枝を掻く姿がパッと視界に入ってきました。もう90歳代後半ですが、お元気です。

 


 政治さんのお家でお茶のみをさせていただいた後、今季初の畑耕耘作業を始められた阿部文夫さんともちょこっとお話して、私は屋敷集落へと向かいました。
 その途上で見た「シロモジの花かな」と思われるものは「草花のアルバム」の項でご紹介します。


嬉しい自然資源の復活

 

 写真は、「トマトの国」にむかって村道を上がり、大きなS字カーブを曲がって直線に入ったところです。
 22日午前、ここを通った時、右手にイチゲの白い花がたくさん咲いているのを見かけて、車を停めて、写真を撮り始めました。すると、キクザキイチゲと共に、カタクリがたくさん目に飛び込んできました。
 この一帯はかつてカタクリの群生地であったところ。しかし、2006年夏の豪雨災害で土砂が流れ、カタクリが壊滅状況になったのでした。それから12年、カタクリの根が残っていたのでしょうね。群生の一歩手前と言っていいほどに復活してきています。とても嬉しいことです。

 


 現場は上写真のように雑木がたくさん生えていて、これから草、ススキなども大きくなってきます。雑木の伐採や草刈りをすれば、カタクリの生育環境が改善され、とても素敵な群生地になるのではと思います。

 

●「トマトの国」の観光スポット化にも重要
 地元住民でつくる「トマトの国」の「愛湯会」の始まりは、この一帯を素敵なカタクリ群生地にしよう!ということだったと聞いています。そういう地元の力を今回も発揮できればいいなあと思います。
 「トマトの国」の手前の丸山も地元の人たちの手で整備が行われていて、いまの時期、カタクリが一斉に咲くとともに、ヤマザクラ、ユキツバキなどがきれいです。また、丸山の「頂上」には「金毘羅宮」と彫り込まれた石碑が建っています。善光寺地震の際の土石流の勢いを丸山の存在が弱めたことへの感謝の気持ちが込められていると聞いたことがあります。

 

 

 

 丸山からの眺望(下写真)もじつに素敵です。

 


 「トマトの国」に温泉入浴に来られた方、宿泊される方に小1時間ほど、散歩していただければ、「トマトの国」の魅力がぐっと上がるのではないでしょうか。
 


春の写真

一斉に花開いたカタクリ。4月2日、北野天満温泉。

 

 

キクザキイチゲがニョキニョキ顔を出す。

 


4日撮影。昨秋、大規模に草刈りをした耕作放棄地に群生しています。花が半ば以上開いたものは下写真。

 


 アズマイチゲと同じイチゲ(一華あるいは一花と書きます)ですが、葉の切れ込みが深く、花は淡紫色であることが多いですね。

 

 

 まだ4月にもならない3月31日、雪道を片道30分歩いて、ミズバショウの群生地へ。
山からの水が流れるところだけ雪が消え、ミズバショウが早々と顔を出していました。この日からすでに1週間、ミズバショウもずいぶん大きくなっていることと思います。

 

 

 


 4月3日は配達で秋山郷へ。
 天池を覆っていた雪が消え始めていました。鳥甲山も春の雪崩をおこしているようです。

 

 

自生の福寿草とアズマイチゲ


1月中旬撮影の写真から

鳥甲山連峰(1月15日昼、撮影地:天池)

 

雪の中でも元気なツルウメモドキ(天池、13日)

 

カモシカ(長瀬スノーシェッド付近、10日)


栄ふるさと太鼓30周年記念演奏会から

 12月2日、かたくりホールで栄ふるさと太鼓の30周年記念演奏会が開かれました。
 「30周年」というのが凄いですね。

 


 私は上写真の凛(りん)さんに注目しました。
 私が栄村で暮らすようになった頃、彼女は小学校に入学し、栄ふるさと太鼓の稽古に通い始めました。ちっちゃなお子さんでした。その子がこんなに立派に成長して、今では小学生や中学生をリードする立場。感慨深いものがありました。
 栄ふるさと太鼓の一層のご発展をご祈念いたします。

 

 

 

 「栄村復興への歩み」の有料化実施へ、「購読料」または「ご寄付」をお願いしています。
 よろしくお願いします。
 お電話をいただければ、早速に伺わせていただきます。


季節の変化

11月2日午後

 

11月22日午前

 

 天地から野口に向かう道路からの眺めです。栄村の絶景ポイントの1つだと思います。また、ドラスティックな季節の変化は「同じ場所を四季折々に訪ねてみたい」という人を増やします。


〈後記〉
・11月19日の初雪にはちょっと驚きましたが、その後は里地では本格的な降雪なしで来て、ちょっとホッとしています。26日午前は森集落の普請に出ました。

 

・ 11月下旬、かなり精を出して配達に廻り、遅れの解消が少し進みました。配達最優先でペースを取り戻していきたいと思います。

 

・ 25日に秋山・上の原から屋敷に戻る時、下写真の場所で、和山行きの路線バスとすれ違いました。これまでは片側交互通行しかできない狭隘な幅員だったところです。25日夕段階で路盤固めがほぼ完了し、後は舗装のみという状況になっていました。本格的積雪期を前に道路拡幅工事が完成する模様で、よかったなと心から思いました。

 

 

・ 本紙No.320とセットで配らせていただいていますが、本紙の有料化にむけて、「寄付ご寄付または購読料でのご支援」をお願いしています。「栄村復興への歩み」の発行・配達の継続へ、みなさまのご支援を改めてお願い申し上げます。
よろしくお願いいたします。


晩秋あるいは初冬の景色から

 

 人がたくさん集まっています。
 11月26日(日)午前8時すぎの森集落のお宮・健森田神社の境内。この日午前に行われる秋の道水路普請に集まってきた森集落の人たちの姿です。19日のまとまった量の初雪が24日頃まではかなり残っていて、「普請ができるかなあ」と心配もしましたが、なんとか実施できました。
 境内は落ち葉で埋め尽くされています。まさに晩秋ですね。そんな中での普請参加者たちの姿、これも季節の風景の1つだと言えます。
 11月20日前後にはかなりの降雪がある年も結構多いですから、「もう少し早めに設定にしては」とも思いますが、落ち葉ができるだけ落ちきった状況になってからの方が水路をきれいにするのにはいいのです。難しい問題です。

 

 

 

 遠くに三ツ山、太次郎山などが見えます。手前は森集落中条地区の田んぼ。左手に人の姿が3枚見えますが、ここに水路が流れています。私は普請の際、だいたいこのあたりを担当する班に配置されます。両側を木に覆われたゾーンの作業を終えて、この地点に来るたびに、「いい景色だなあ」と思います。
 現在は水路に鉄板の蓋がされているので、落ち葉の掻き出し作業は楽ですが、ひと昔前は大変だっただろうと思います。

 

 

 上はナメコ。普請をしながら、ある人が採られたもの。秋の普請ではキノコ採りも大きな楽しみのひとつ。下は“ムラサキシキブ”という木の実だそうです。私が「あっ、何か咲いている!」と言うと、作業仲間が「実ですよ。ムラサキシキブという名前。家の庭にもあります」と教えてくれました。調べると、シソ科の落葉低木で、6月に花が咲くそうです。来年、花の姿を撮ってみたいと思います。

 

 

 

 

 道端、作業小屋の前の地べたに人が座っています。これも田舎ならではの光景。普請の中休み時の様子です。私も同様に座ってお茶を飲みました。前を通る道路は「トマトの国」に通じるもの。都会から来られた人がこの様子を見たら、「?」と思われるかもしれませんね。

 

 人の姿をいろいろ紹介してきましたので、そのつながりで26日午後に撮影した森の山(開田)の畑での1枚も紹介したいと思います。

 


 雪に埋もれた野菜を取り出しています。この1週間、いろんなところで目にした光景です。
 下写真はこの畑の近くでの撮影です。

 

 

 

 

 森の開田の道路から見える“さかえ倶楽部スキー場”。手前に見える木の枝に稔る実のクローズアップもご覧ください。

 

 

 この実の名前がいま浮かんできません。

 

 


 「栄村復興への歩み」の配達の折などに色んな景色を見てシャッターをきっていますが、ブログ等で紹介できていないものが多々あります。10〜11月に撮った写真で未紹介のもの、少し時季外れのものになるものが多くなるかと思いますが、ブログで紹介しないと結局データの死蔵ということになってしまいますので、「時期外れ」を承知でぼちぼち紹介させていただきたいと思っています。よろしくお願いします。


むらの風景

 

野々海池、今季初の雪化粧
11月13日午前の撮影です。
野々海水路の普請はすでに11月5日に終えられています。その際、一部の場所でわずかな雪が現認されましたが、本格降雪は12日夜〜13日朝が初のようです。

 

 


晩秋のアスパラ畑にて
立茎させたアスパラを刈り取る作業が行われているアスパラ畑と紅葉晩期の樹々、そして関田山脈。程久保集落にて17日午後。

 


モクモク上がる薪ストーブの煙
15日夕、秋山郷・屋敷集落にて撮影。


秋の空 〜9月22日〜

 

 今日は作業の合間に空を見上げ、「いいなあ。きれいだなあ」と思うことがしばしばあった。
 そして、夕刻、津南町に買い物に行った帰り、空を見上げ、「ああ、夕焼けのピークを逃したなあ」と思ったのだったが、国道117号線の大倉トンネルを抜けた瞬間、「あっ!」と思った。ウィンカーを出して路側に停車して撮ったのが上の1枚。午後5時57分だった。
 写真左下に見える交通標識がちょっと邪魔だが、この部分をトリミングしてしまうと、夕陽の輝きが充分に捉えられない。まあ、これもごく日常の景色の撮影では避けえないものではないかと思い、残した。

 今日の朝と午後に見た空も紹介したい。

 

 

 

 午前9時44分。青倉トンネル手前の共同車庫の前から。
 次の1枚も同じ時のもの。

 

 

 

 

 

 この2枚は午後3時55分。
 秋の空は本当に素晴らしいなと思う。