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栄村復興への歩み
2011年3月に震度6強の地震で被災した長野県栄村で暮らす松尾真のレポートを更新しています。

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8月上旬の点描

 

 宮川農園さんのトマトジュース加工用トマトの収穫。6日午前の撮影。
 今夏は8月4日から始まりました。4日はキッコーマンの社員さんが3名、応援に来ておられましたが、この日はご家族のみでの作業。右から2人目は夏休みでやって来た頼之さんのお孫さん。小4とのことですが、立派な戦力です。

 

ヤマユリ2点

 原向にて3日撮影。

 


野田沢。草刈り等が行われ、きれいに整備されていました。
撮影日がちょっと遅くなり、花の盛期を少し過ぎていました。

 

 程久保のヤマユリを楽しみにしていましたが、クマにほとんどやられてしまったとのこと。クマはヤマユリの球根が大好物だそうで、困りましたね。

 


 秋山郷上の原とっちゃです。
 ブログでは既報ですが、国道405号線沿いにベンチが設置されていました。この地の整備を黙々とやっておられる相澤博文さんのアイディアです。
 今秋9月中旬過ぎ、ベンチに腰掛けて「ソバ畑+鳥甲山」を眺めると最高だと思います。
 是非、一度お出かけください。


夏本番ですね!

 

宮川農園のトマト
ジュース用トマトが真っ赤になってきました。(8月1日午前)

 


天池から望む鳥甲山。

 

秋山林道沿いのカニモ滝。
7月30日午前11時撮影ですが、夏の雲ですね。 水しぶきが涼し気!

 

 30日の午前9時〜午後2時、日出山線〜秋山郷全域〜奥志賀公園栄線〜カヤの平をグルっと廻ってきました。

 


カヤの平にて。

 

梅雨寒などの天候不順で心配された稲は7月末になって元気に穂を出し始めてくれています。
稲の花も撮影してみました。

 


7月の景色だなあ!

 今年は梅雨期が長く、すっきりしない天候が続いていますが、そんな中でも、「やはり7月だなあ」と思うものに出会います。
 7月17日、秋山郷・上野原で配達している最中に今年初めて、花豆の花がきれいに咲いているのに出会いました。高齢のおかあさんが毎年、丁寧に育てておられるのが印象的です。

 

 

 

 お家の前の畑に入らせていただいて、よく観察すると、すでに実をつけているものがありました。実がつくということは花はその役目を終えて萎れていくことになるわけですね。1年に一回、ほんのわずかな期間だけ見られる花が萎れるのは残念ですが、美味しい花豆がいただけるようにもなってほしい。人間の身勝手さですね。

 


ササユリ
 昨年もご紹介しましたが、今年は7月18日に撮影できました。

 


 その週のはじめ頃に開花したようですが、なかなか日程がとれず、この日になりました。もう数日早く撮りたかったなあと思っています。
 ササユリは「本州中部以西〜四国・九州に分布」とされていて、野山の自生花を熱心にレポートされている方が「新潟・妙高でササユリに出会った」という記事で「おそらく、この辺りが北限ではないか」と書いておられます。
 栄村では以前は当たり前のように咲いていたようですが、いまや自生のササユリは貴重な存在。守っていきたいと念じています。

 

ヤブカンゾウ(薮萱草)

 

 

 この季節になると、村の野原のいたるところで見られますが、名前をご存じない方も多いようです。
 似た花にノカンゾウがありますが、見分け方は花が一重か八重咲かにあるそうです。写真のものは八重に花開いていますので、ヤブカンゾウだと思います。別名「ワスレグサ」というそうですが、「ワスレナグサ」とはまったく関係ありません。
 種としてはワスレグサ属(別名キスゲ属)に区分され、高原植物として有名なニッコウキスゲと同属だそうです。
 写真は7月18日に坪野のお宮の近くで撮影しました。


この景色をどう評価するか

 

 12日昼頃に撮った一枚です。
 この写真を地元の人に見せて、「これ、どこなのか。わかりますよね」と言うと、意外にも「えっ、どこ?」と答えられ、驚きました。
 撮影の数日前、この景色を望むところで大きなキャンバスに絵を描いておられる人の姿を見ました。4年ほど前でしょうか、やはり絵を描くという方を村内各所にご案内した時も、この地点の景色に非常に感動されたことを覚えています。まだ雪がある時期でしたが、棚田の形がくっきりと現れていて、とても素敵な眺めでした。もちろん、あと1ヶ月半ほどで訪れる黄金色の稔りの季節の景色は最高級品だといえるでしょう。
 もうすでにお分かりの人が多いと思いますが、月岡集落から小滝集落にむかう道路から月岡集落大巻(おおまき)地区を眺めたものです。

 

● じつは維持管理がとても大変な田んぼ
 写真に見える田んぼをやっている人たちにお話を聞きました。お話を聞いて、大変な苦労がある田んぼであることがわかってきました。
 まず第1に、千曲川の縁(へり)にあるこれらの田は砂地で、水持ちが悪く、管理にとても手がかかること。第2は、千曲川が増水すると川の水やごみが大量に流れ込むことです。一昨年、大巻で千曲川が増水し、排水ポンプ車が出動したことがありましたが、その時の爪痕がいまもここの農道に残っています(下写真)。

 


 この一帯の田んぼ、是非とも維持してほしいと思うのですが、村を離れた人の田があり、それを耕作していくには圃場整備も必要なようです。集落営農で維持してもらうには、維持コストを賄えるだけのお金が必要。私は工夫すれば中山間地直接支払制度を活用できるのではと思うのですが、相当の研究と議論の積み重ねが必要になるだろうと思います。
 もう少し積極的な言い方をすると、農業(稲作)が産業(人が食べていける生業)として成り立つようにすることと村の(自然)資源を活かして観光を産業として形成していくことの接点が、この1つの景色をどう考えるかの中にあるように思います。

 

 大巻の田んぼのすぐ近くに熊野社があります。昨冬の雪で社が壊れ、いま、新しいお宮を建造中。なかなか素敵なスポットです。
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栄村復興への歩みNo.363
2019年7月21日発行 編集・発行人 松尾真
連絡先:電話080−2029−0236、 mail;aokura@sakaemura.net
ゆうちょ銀行 11100−01361481 栄村復興への歩み協賛寄金 ながの農協栄出張所 普通0009390 栄村復興への歩み発行協賛金松尾眞


季節の変化に圧倒される!

 

 

 

 6月20日午後、議会6月定例会を終えて、久々に村の中を走り回り、季節の変化に圧倒されました。
 最初に驚いたのは、月岡で目にした多彩な色どりで咲き誇るタチアオイの姿(上2枚目写真、ただし撮影は23日)。たしか議会初日(17日)の朝、自宅前でタチアオイが咲き始めたのは見ていましたが、「まだ咲き始めたばかり」と思っていたのです。つづいて、夕刻近くに森集落の開田の様子を見に上った時、開田のかなり上の方で道沿いのアジサイが満開になっていて、これにはさらに驚かされました。
(上1枚目写真は23日朝、月岡・雨引で撮影)

 議案や資料に没頭していた議会前の数日間を含めて約1週間、自然界の様子の変化に目が行っていなかったのです。まるで都会人の暮らしのような状態になっていたのですね。栄村で暮らすようになって13年目、こんなに季節の変化に驚き、圧倒されたのは初めてのことのように思います。
 そんな訳で、翌21日は午後、日出山線から秋山林道へと車を走らせました。さらに22日は朝から月岡の山(雨引(あまびき))、そしてスキー場から貝立山の裏を廻って野々海へ。21日午後も22日午前も3〜4時間の山道ドライブ。結構疲れましたが、色んな景色を楽しみました。

 

この写真は6月11日撮影です(原向にて)

 

 


桃源郷とはこういうものか

 

 今日(11月4日)は驚きの連続だった。
 一日中走り回って、多くを書く余裕はないが、何枚かの写真と撮影地の簡単な説明のみ示そうと思う。
 上の1枚は午前7時56分撮影。国道117号線青倉トンネルを飯山方向に抜け、左折した地点で目に飛び込んできた幻想的な風景。

 

 

 

 午後1時25分。鳥甲牧場にて。

 

 

 

 午後1時40分。日出山線から、中津川を挟んで対岸側を望む。

 

 

 

 午後1時49分。同じく日出山線から、北方向を眺める。

 

 

 

 午後1時51分。日出山線から。対岸には東秋山林道が見えていた。

 

 

 

 午後1時56分。ブナのトンネルにて。

 

 

 

 午後1時59分。同所。


日出山線はアジサイ街道

 毎年、この時期になると私が気になることの一つに、「エゾアジサイがいちばん綺麗に咲き並んでいるのは何処だろう?」ということがあります。

 

 

 

 6月26日の撮影で、まだ咲き始めですが、上日出山をこえて進むと、進行方向左手にはほとんどずっとエゾアジサイが見られます。車のスピードを落としてゆっくり進むと、いいですね。時にはちょっと車を停めて眺めるのもいいと思います。
 村の人にとっては、「当たり前の存在で、あまり気にかけない」ものかもしれませんが、「村の外から来た人に何を見せてあげようか」という思いで〈景色を再発見〉してください。


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栄村復興への歩みNo.340
2018年7月1日発行 編集・発行人 松尾真
連絡先:電話080−2029−0236、
mail;aokura@sakaemura.net
ゆうちょ銀行 11100−01361481 栄村復興への歩み協賛寄金 ながの農協栄出張所 普通0009390 栄村復興への歩み発行協賛金松尾眞


鳥甲線を走る

 配達で秋山に向かった5月6日、極野から鳥甲線(とりこうせん)に入りました。法面枠工の工事(7年前の地震災害の復旧対策工事)で昨年はずっと通行止めになっていた路線です。

 


 法面枠工は見事に完了していました。昨年、工事現場で「予算不足で困っている」という話を聞いていましたが、法面枠工の下部に土砂止めの堰堤も造られていて、ほぼ完了のようでした(上写真)。
 降積雪期まで工事が行われたようで、撤去しきれなかった工事資材が道路脇に残っていました。

 

● 景観が素晴らしい鳥甲線
 この鳥甲線、じつは景観が素晴らしいのです。とくに融雪が進む初春期と紅葉期。中でも極野から五宝木にむかって進む際に正面に見える景観が素晴らしいと思います。
 今春は、雪消えが早く、融雪水が流れ落ちる“幻の滝”は残念ながら見ることができませんでしたが、次のような素敵な山の景色を真正面に見ることができました。

 


 鳥甲山連峰の北側にある西ノ岩菅やフクベノ頭が見えているのだと思います。手前は釜川の峡谷です。
 この地点から進み、7月にヒメボタルが飛ぶところを経て、直線状の道路を走ると、道路右脇にカタクリが咲く箇所があります。
 そんなに大きな群生地ではありませんが、綺麗に開花していました。イチリンソウもありました。
 驚いたのは、ここのカタクリがよそで見るものよりも大ぶりなこと。典型的なものを示します。

 

 

 五宝木に到着すると、「もう森の住宅から五宝木に戻られたかな?」と思っていた山田政治さんが畑に出て、枯枝を掻く姿がパッと視界に入ってきました。もう90歳代後半ですが、お元気です。

 


 政治さんのお家でお茶のみをさせていただいた後、今季初の畑耕耘作業を始められた阿部文夫さんともちょこっとお話して、私は屋敷集落へと向かいました。
 その途上で見た「シロモジの花かな」と思われるものは「草花のアルバム」の項でご紹介します。


嬉しい自然資源の復活

 

 写真は、「トマトの国」にむかって村道を上がり、大きなS字カーブを曲がって直線に入ったところです。
 22日午前、ここを通った時、右手にイチゲの白い花がたくさん咲いているのを見かけて、車を停めて、写真を撮り始めました。すると、キクザキイチゲと共に、カタクリがたくさん目に飛び込んできました。
 この一帯はかつてカタクリの群生地であったところ。しかし、2006年夏の豪雨災害で土砂が流れ、カタクリが壊滅状況になったのでした。それから12年、カタクリの根が残っていたのでしょうね。群生の一歩手前と言っていいほどに復活してきています。とても嬉しいことです。

 


 現場は上写真のように雑木がたくさん生えていて、これから草、ススキなども大きくなってきます。雑木の伐採や草刈りをすれば、カタクリの生育環境が改善され、とても素敵な群生地になるのではと思います。

 

●「トマトの国」の観光スポット化にも重要
 地元住民でつくる「トマトの国」の「愛湯会」の始まりは、この一帯を素敵なカタクリ群生地にしよう!ということだったと聞いています。そういう地元の力を今回も発揮できればいいなあと思います。
 「トマトの国」の手前の丸山も地元の人たちの手で整備が行われていて、いまの時期、カタクリが一斉に咲くとともに、ヤマザクラ、ユキツバキなどがきれいです。また、丸山の「頂上」には「金毘羅宮」と彫り込まれた石碑が建っています。善光寺地震の際の土石流の勢いを丸山の存在が弱めたことへの感謝の気持ちが込められていると聞いたことがあります。

 

 

 

 丸山からの眺望(下写真)もじつに素敵です。

 


 「トマトの国」に温泉入浴に来られた方、宿泊される方に小1時間ほど、散歩していただければ、「トマトの国」の魅力がぐっと上がるのではないでしょうか。
 


春の写真

一斉に花開いたカタクリ。4月2日、北野天満温泉。

 

 

キクザキイチゲがニョキニョキ顔を出す。

 


4日撮影。昨秋、大規模に草刈りをした耕作放棄地に群生しています。花が半ば以上開いたものは下写真。

 


 アズマイチゲと同じイチゲ(一華あるいは一花と書きます)ですが、葉の切れ込みが深く、花は淡紫色であることが多いですね。

 

 

 まだ4月にもならない3月31日、雪道を片道30分歩いて、ミズバショウの群生地へ。
山からの水が流れるところだけ雪が消え、ミズバショウが早々と顔を出していました。この日からすでに1週間、ミズバショウもずいぶん大きくなっていることと思います。

 

 

 


 4月3日は配達で秋山郷へ。
 天池を覆っていた雪が消え始めていました。鳥甲山も春の雪崩をおこしているようです。

 

 

自生の福寿草とアズマイチゲ