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栄村復興への歩み
2011年3月に震度6強の地震で被災した長野県栄村で暮らす松尾真のレポートを更新しています。

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いま必要なもの――復興の知恵、長期戦ボランティア、復興基金(義捐金)の3つ

 連日、多くのボランティアの方々が「結いのしょ」として駆けつけて下さっています。また、専門的知識・技術をお持ちの方も遠方からお出でくださっています。また、メールでの情報提供もいただいています。義捐金は新たな集計は行っていないものの、着実に増えているようです。
 さて、今日は、レポートの冒頭で、「いま必要なもの」についてお知らせします。
 
1. 復興の知恵
家屋の修復・再建が最も重要な問題です。後に報告しますが、今日は新たな展開がありました。
必要な知恵は2種類あります。



1つは、専門家の知識・技術です。
とくに家屋の修復の可能性を診断できる人、修復方法を伝授できる人、古い木造建築を修復する技術をもつ大工さんです。そういう大工さんを知っておられたら、是非、ご紹介ください。

2つは、ご自分が震災等の被害にあわれ、そこからの復興を体験された方の体験談です。復興支援の経験がある方の体験談も重要です。

2. 長期戦ボランティア
住宅のふみこんだ診断も行われ、家の片付けもある程度進み、復興をどう進めるかおいう段階に入りつつあります。
そうした中で、求められるボランティアも緊急ボランティアから長期戦型のボランティアに変わってきます。
「長期戦ボランティア」には3つの意味があります。

第1は、メディア等での生々しい震災の報道が後退していく中で、復興過程が長期にわたることを理解し、「4月の中下旬に行けます」、「5月に行けます」という予約登録をしていただきたいと思っています。

第2は、泊まりこみで1ヶ月のような長期滞在活動をやって下さるボランティアです。状況も少し落ち着いてきましたので、当方で合宿所のようなものを設け、受入体制をつくりたいと考えています。

第3は、何度も繰り返し、ボランティアに来てくださる方です。近隣の人でないと難しいと思いますが、栄村の人たちと顔見知りになって、気軽に声をかけられるボランティアが増えると、長期戦の復興過程にとって大きな力となります。

これまでにすでに「結いのしょ」として活動して下さった方も、こういう長期戦型が可能な場合は、改めてその旨をご登録いただけると助かります。

3. 復興基金としての義捐金
 今日、お知り合いのSさんからメールで送っていただいた資料によりますと、中越大地震などでは、住宅の復興に要する資金の3分の1から8分の1が義捐金によってまかなわれています。これは行政等に集まった義捐金だと思われますが、私たちNPO法人などの独自の義捐金が多く確保できれば、行政の支援の枠組みから漏れる要素をカバーするキメの細かい復興支援が可能になると思います。

 また、復興過程では、住民主体の復興支援機構のようなものを立ち上げ、継続していけるかどうかが重要になってきます。現在の緊急ボランティア・センターは支援活動に必要な物資などの多くを社会福祉協議会の力に助けられて可能になっていますが、いずれはこれを自力で賄うことが求められます。さらに、復興支援活動に専念できる人材の確保=人件費の確保も必要になってきます。

 そういう必要性を満たすために、義捐金=復興基金支援の輪を広げてくださるよう、お願いする次第です。

―栄村ネットワーク関係者 現地からのメール記事tag:kadai