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栄村復興への歩み
2011年3月に震度6強の地震で被災した長野県栄村で暮らす松尾真のレポートを更新しています。

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“むらたび”ガイドをやってみよう

 「栄村を訪れてみたい」という人が増えています。震災前からの栄村ファンに加えて、震災を機に、栄村に関心を抱く人がどんどん増えているのです。


●「ふるさと酒場」から栄村へ

 栄村につながる回路も出来てきています。その一例が「ふるさと酒場さかえむら」です。「栄村に行くにはどうしたら、いいですか?」、「栄村でどんなところを訪れるといいですか?」とお尋ねになる人が相次いでいます。
 そういう中のお二人が8月11日、12日の2日間、村にやって来られました。

お二人の強いご希望は「ふるさと酒場で見た「ねこつぐら」を作ってみたい」ということ。11日にはねこつぐら作り名人高橋甚治さんのお宅に案内し、つぐら編みを体験していただきました。
 今回は1日だけの予定でしたので、ひとまず、つぐら編みの方法を教わり、鍋敷きを制作されました。
「中身が濃くて、最高に楽しかった」
「とても集中してやり、ものすごくエネルギーを使った」
と満足気に話しておられました。
 「ふるさと酒場さかえむら」はまさに開店の意図通りに、「栄村への入り口」になりつつあります。


● 食材を提供し、お店にも顔を出してみよう
 「ふるさと酒場さかえむら」では、ご存じのように、「吉楽」の女将が作るレシピを基に、栄村らしい料理を提供されていますが、食材は村のさまざまな人からご協力をいただいて確保されています(食材提供には当然、代金のお支払いをします)。
 協力下さっている村の人の中には、「おれも東京の店に行ってみたい」と話しておられる方もかなりおられます。これを実現するのが次の段階です。
 むらのかあちゃんやとうちゃんが東京・神田の店に行って、お客さんたちと交流する。そのイメージはまだあまり具体的に浮かびませんが、お店のホームページで「○月○日は食材提供者のむらの○○さんがお店に来ます」と告知すれば、その人との出会いを求めるお客さんがきっと来られるでしょう。
 その出会いが実現すれば、「今度は村のおれの家を訪ねてくれや」という話に発展すること、間違いなしでしょう。


●こんなところを廻りました
 11日に「つぐら編み体験」に来られたお二人、12日は村のいろんなところを廻られました。
朝食前 …… 西山田の棚田〜スキー場中腹の眺望点〜スキー場
       リフト到着点
朝食時 …… 「はやそば」作り体験
午前  …… 中条川土石流跡見学、古道(奈免沢川〜小滝間)
        歩きと奈免沢の地震被害跡の見学、
        小滝でお茶のみ(トマト丸かじりなど)
午後  …… 天地の農家訪問(ズッキーニ畑、ニホンミツバチや
       鶏の放し飼いの見学、またたびの甘酢漬け
       などを食す)、坪野集落の百番様などの見学、
       津南の河岸段丘をドライブ

 こんな感じで、夕刻、5時半森宮野原発のバスで帰路につかれました。
 格別の「名所・旧跡」を廻ったわけではありませんが、「栄村のよさ」を満喫していただけたようです。


家の周りでの鶏の放し飼い。こういうものも“むらたび”の売り物になる。
産みたての卵も食べれば最高!



地震で崩れた断崖絶壁に近づいてみる


●むらのガイドをやってみませんか
 12日のご案内、無償ボランティアではありません。基本料金1時間1500円のガイド料をお支払いいただいてのご案内です。
 こうしなければ、村の観光は産業にはなりません。
 初めての有料個人ガイドで、ご満足いただけるか、料金は高すぎないか、色々と不安がありましたが、ひとまず成功だったようです。
 「知り合いをちょっとドライブに誘う」というわけではありませんから、緊張しますし、気も遣(つか)います。
 また、いろんなところを案内できるように、事前の勉強(村をよく知り、実際に自分で行ってみて、ガイドのプランを考える)をしなければなりません。
 たとえば、紅葉の秋山郷。いま、志賀高原のホテルからバスでやって来る観光客の人たちは秋山郷の紅葉の素晴らしさをほとんどご覧になれていません。栄村の人間が案内してこそ、秋山郷の紅葉の本当のよさを満喫していただけるでしょう。

紅葉の秋山郷の奥志賀遊歩道

 しかし、それには今から、まず秋山郷へ行くコースとして日の出山コース、上ノ平経由コースなどをマスターし、大滝や奥志賀遊歩道を案内できるようになること、あるいは秋山郷全体が紅葉に染まる全景を見られる眺望ポイントに案内できるようにしておくこと、などなどが必要です。
 8月下旬〜9月にそういうガイドのための講習会をやってみたいと思っています。
 農作業の合間や休日を使って、ガイドをやってみよう。そういう方からのご連絡をお待ちしています。


古道・志久見街道を歩き、「玉アジサイ」に出会う

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