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栄村復興への歩み
2011年3月に震度6強の地震で被災した長野県栄村で暮らす松尾真のレポートを更新しています。

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大きく変わった中条川上流の様子

 まず、下の写真をご覧ください。(この項は提供された11月12日の写真をご紹介します)

 写っている紅葉もなかなか綺麗ですが、3・12地震で山が崩れ、土石流を発生させた中条川上流の11月中旬の様子です。
 写真左端に注目して下さい。森集落の開田への水路のかけ口のすぐ上にあった滝の姿がはっきりと見えます。
 この手前には、「3・12」での2号崩壊地の土砂が大量に溜まっていて、最近までこの地点からは滝は見えなかったのですが、2号崩壊地点の土砂撤去、砂防工事が進み、写真に見られるような状況になりました。また、1号崩壊地点の下に出来た「湛水池」(いわゆる天然ダム)もすっかり整備され、川の水の流れがよくなっています。
 この2号崩壊地点の工事は危険も大きく、最大の難工事だったと思いますが、北野建設の皆さんが休日返上で奮闘され、積雪時期を前にひとまずの工事を完成されました。
 以下、2頁の写真とほぼ同じ地点から8月5日に撮影した対照写真、滝がある地点の8月5日の様子と砂防堰堤が作られた現在の様子の比較対照写真、1号崩壊地点の「湛水池」が半分以下になり、そこから水を安全に流す水路が建設された様子などをご覧ください。

次の2枚は8月5日の様子。



↑左端に小さく、滝が見えています。   


今は滝が真正面からばっちり見えます。


2号崩壊地点、滝の右手の大量の崩壊土を撤去して作られた堰堤。


1号崩壊地の湛水池が当初の半分以下の小ささになっています。

 

 この写真の左上にむかって作られている水路から、本記事1枚目の写真の下方に見えるように水が流れ落ちます。
 
 中条川上流の山崩れの問題はこれですべて解決したというわけではありません。2号崩壊地点の堰堤の後ろに見える崩壊地点は土質が脆く、現在でも雨が降ったりすると落石が頻繁に起こるようです。聞く限りでは、そうした問題をどう根本的に対策していくのかは今後のと検討課題として残っているようです。今年の3月まで設置されていた中条川土石流対策の専門家検討会の議事記録を読むなどして、今後の課題を改めて考えてみたいと思っています。


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