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栄村復興への歩み
2011年3月に震度6強の地震で被災した長野県栄村で暮らす松尾真のレポートを更新しています。

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こんにゃくの花

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  • 2014.05.21 Wednesday
村にはこんにゃく(蒟蒻)芋を育て、自家製のこんにゃくを食べている方も多いだろうと思います。自家製のこんにゃくは市販のものとは違って、味のしみ具合がよくてじつに美味しいですね。
 ところで、こんにゃくの花を見たことがある方はおられますか?
 あまりおられないのではないかと思います。というのも、こんにゃくの花は4年以上作付されたものしか咲かないからです。普通、3年間栽培したところで収穫し、こんにゃくに加工してしまうからです。
 ところが、14日(水)、平滝の高沢さんから「こんにゃくの花を見たことがありますか? いま、咲いています」というお電話をいただきました。午後お尋ねすると、玄関の前に大きなこんにゃくの花がありました。写真をご覧ください。



 「もう年が経って植えないので放っておいたら花が出てきたんですよ」とのこと。「変なにおいがします」と言われるので、写真真ん中の花が開いているようなところに鼻を近づけると、たしかに変なにおいがします。こんにゃく会社のHPでは「花が咲くと少し嫌な臭いがします。口では表現できませんが、薬品のような少し鼻につく臭いです」と書いています。
 その臭いのことは別として、非常に珍しいもので、貴重な体験をさせていただきました。
 高沢様、ありがとうございました。

 <後記>
 今号は、1頁から4頁まで中条川のひどい状況の写真が続き、みなさんを重い気持ちにさせてしまったかもしれません。私も迷うところがあったのですが、私たちの安全のためにも現実を直視しなければならないと考え、あえてこのような編集をしました。
 いま、村は代掻き、そして田植え真っ盛りの時期を迎えています。私は毎日のように「トマトの国」の温泉に入りに行きますが、みなさん、田んぼが忙しく、温泉に来られる時間が遅くなってきています。お湯に浸かりながらの話題も田んぼのことが多いですね。
 次号では、田植え真っ盛りの村の様子などをお伝えできればいいなと思っています。


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