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栄村復興への歩み
2011年3月に震度6強の地震で被災した長野県栄村で暮らす松尾真のレポートを更新しています。

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小谷村・白馬村情報12月4日

 2日と3日に小谷村に入った知人から電話でいろいろと村の様子を聞きました。
 白馬村では3日から被害認定作業(新聞は今日から「罹災証明書発行にむけた1次調査」という表現を使っていますが)が始まり、小谷村でも同じ作業が今日4日から始まっています。
 局面は、地震直後の初期対応の段階から、本格復旧にむけた様々な動きが進められる段階に移っているといっていいと思います。

 その中で特に重要なのは、「間近に迫る冬=積雪期をどうのりきるか」です。
 昨日言及した白馬村の堀ノ内区での除雪のための道路確保は、村や県の現在の対応が順調に進めば、なんとか間に合うのではないかと思います。
 いちばん大変なのは、小谷村の中で最も被害が大きかった中土(なかつち)地区(大字に相当するもの)の傷んだ家屋が雪に耐えられる状態まで応急復旧できるか、そして、ひとまず応急復旧ができたとして今冬の住居は仮住まいとなって山を下りる人たちの家を一冬(ひとふゆ)守る(=除雪する)態勢が築けるか、ということではないかと思います。おそらく除雪の支援が必要になると思いますが、茅葺(かやぶき)にトタンをかけた古民家家屋の除雪の経験がある人でないと戦力にならないでしょう。私の知人は来週も小谷に入りますので、スケジュール調整ができれば一緒に入りたいと思っています。

小谷村の地理の基本知識
 小谷村について、やはり小谷村の地図が頭に入っていないと、なかなか情報が理解しづらいと思います。手作りで簡便な地図を作成できればいいのですが、その時間がありませんので、まず、小谷村のHPから2枚の地図を紹介します。






 1枚目は小谷村の位置を確認するものです。2枚目は「小谷村防災マップ」のものです。2枚目のもので「中土地区」の位置を確認してください。震災のニュース等で「中土地区」と呼ばれているのは、「防災マップ」で「中土地区」と図示されているところと、「中小谷地区」と図示されているゾーンのうち、村の真ん中に位置する姫川に地図の右側から流れ込む川(土谷川)に近い地域を合わせたものです。
  
 「小谷村管内図」の中からこの中土地区のあたりを写真撮影したものを次にに掲載します。


 
 地図写真下方の赤丸が、中谷川が姫川に流れ込む地点、上方の赤丸が小谷温泉で、この2つの赤丸の間の中谷川沿いに「真木」、「田中」等の集落が位置します。
 地図写真下方の青丸は姫川に架かる中央橋。ここを渡って、もう1つの青丸で示した奉納温泉に至る道路沿いに「中通」、「曽田」、「奉納」等の集落があります。この地域が、家屋被害がいちばんひどいところです。
 この地域の家屋はほとんどが古民家です。
 
 今後の情報を理解するうえで参考にしてください。


小谷村のスキー場を応援したい
 今回の震災で「スキー場」といえば、「白馬」という名前がすっと頭に浮かび、そして「白馬のスキー場だから白馬村にあるのだろう」と思ってしまいがちだと思います。
 しかし、小谷村に3つのスキー場があり、いずれも「白馬のスキー場」と認識されているものです。
 1つは栂池(つがいけ)高原スキー場。白馬のスキー場として有名なものです。白馬村の北端・岩岳から車で10分もかからないところに位置しています。
 あとの2つは、「白馬乗(のり)鞍(くら)温泉スキー場」と「白馬コルチナスキー場」です。2つとも「白馬」の名を冠していますが、いずれも小谷村にあるものです。国道148号線を走れば白馬村から10〜15分くらいでしょう(国道148は12月中旬に片側通行が可能になる見込み)。
 「白馬」という名を冠しているのは至極当然のことです。「白馬(はくば)」という名の由来は、田植えの準備期に、白馬(しろうま)岳(だけ)の雪がとけた岩肌が馬の形に見え、これを「代かき馬(しろかきうま)」と呼び、それが「しろうま」と縮められたことにあります。白馬岳は小谷村、白馬村の西方に位置しますから、小谷村のスキー場に「白馬」の名前がついているのは当然だといえます。
 近年、スキー客全般が減少していますが、小谷村のスキー客の入れ込み数の減少は白馬村と比べると大きいようです。
 復興支援の意味を込めて、小谷村の3つのスキー場の後押しをしたいものだと思います。スキー場は幸いなことに地震被害を受けていません。栂池高原スキー場は明日5日オープンです。
 
 今日は以上とし、明日以降は毎日1回発信ではなく、随時発信とさせていただきます。


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