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栄村復興への歩み
2011年3月に震度6強の地震で被災した長野県栄村で暮らす松尾真のレポートを更新しています。

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栄村の日常を活かして、飯山線を面白くする

 24日(土)の信毎(信濃毎日新聞)34面の「新幹線北陸へ3・14開業」というマークが入った記事の中に7行ですが、飯山線の新ダイヤについての報道があったことを、みなさん、お気づきになったでしょうか。
 
観光列車「おいこっと」のダイヤが決まる
 「復興への歩み」前号でふれた観光列車「おいこっと」のダイヤが決まったのです。4月4日(土)から、土・日曜日に上下各1本が走ります。午前9時15分長野発十日町行と、午後3時半十日町発長野行です。


「おいこっと」の外観(「長野県魅力発信ブログ」より)

 「おいこっと」に使用される新車両はすでに飯山線の栄村区間でも時々走っているようですが(その姿を写真撮影することは残念ながらまだできていません)、観光列車としての定期運行が始まれば、飯山線の状況は大きく変わると思います。                     
どんなお客さんが来るのでしょうか
 需要調査をしたわけではありませんが、やはり「車窓からの景色を楽しみたい」というお客さんが多いと思いますね。飯山線を楽しむ人たちのネットでの発信を見ると、列車から見える千曲川の流れや古民家(栄村で言う「くずや」です)の姿などが人気です。
 村の人にとっては特に意識することもないような風景が非常に高い値打ちを持っているのです。この点を私たちが受けとめることが大事ですね。


青倉付近の千曲川の眺め(中条川鉄橋から)

 第2は、栄村の駅に降り立って、少しの時間(2時間前後でしょうか)、村の中を散策してみたいというお客さんが結構おられます。
 昨年秋、イベント列車で森宮野原駅に降り立ったご夫婦のお客様が「松海」で昼食をお食べになりながら、「このあたりで1〜2時間、散策するいいコースはありませんか」とお尋ねになっていました。こういう場面によく出会います。私も尋ねられたことが度々ありますが、多くの場合、「田んぼを見たい」、「カタクリの花を見たい」というような具体的なご希望があります。震災の前のことですが、5月初旬に「カタクリを見たい」という人をスキー場頂上のカタクリ群生地にご案内したところ、非常に感激され、その後、リピーターになって下さり、震災復興支援にも来てくださいました。大阪の人です。


スキー場頂上のカタクリ群生地(昨年5月8日撮影)
残雪と一緒に見られるのが素敵です

 村に「1〜2時間だったら、案内してあげます」というガイドが5人〜10人ほど確保されて、月に1〜2回程度であれば、自分の都合と合えば案内してさしあげるという有志グループが存在すれば、栄村を訪れる人はずいぶんと増えるだろうと      
思われます。

 この栄村散策とワンセットなのが昼食です。駅から近いところで食べられれば最高。しかも、メニューに栄村でしか食べられないものが入っていると喜ばれます。たとえば、平滝駅に降り立ったお客さんは徒歩5分もかからずに「居酒屋・野の海(ののみ)」さんでお昼の定食をいただくことができます。


「野の海」さんの定食の1例

 写真は焼き魚定食の「ほっけ焼き」ですが、この時期の栄村の美味、野沢菜漬けや「いもなます」が添えられていて、遠来のお客さんには大いに喜ばれるものです。
 こういう地味な取り組みの積み重ねが「栄村を訪れよう」という人を増やしていくでしょう。いいかえれば、毎週末に観光列車が来るのですから、特別に構えたイベントをそんなに何回もやれるわけではなく、日常の暮らしの中を活かした取り組みが求められているということだと思います。
 「月に1回くらいだったら、1〜2時間、旅人のお相手をしてもいいよ」という方、是非、私に声をかけてください。


原向から野沢温泉方向を望む(1月24日)。こんな風景も案内したいですね。

<後記>
 前号で「次号発行は24〜25日頃」と予告しましたが、26日になってしまいました。思わぬスケジュールが入ってきて、予定よりも1日遅れです。申し訳ありません。
 2月は前号でお知らせしたとおり「2回発行」ですが、5日と20日を予定しています。村外への情報発信の必要性がありますので、発行期日を守りますが、配達は2号分が重なる地区も生じるかと思います。雪道の期間のこととしてご容赦いただけますよう、お願いいたします。
 

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