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栄村復興への歩み
2011年3月に震度6強の地震で被災した長野県栄村で暮らす松尾真のレポートを更新しています。

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配達日誌8月1日〜9日

1日(土) No.260の配達が昨日で完了し、次号発行は5日の予定なので、今日の日中はほぼまるまる、頼まれた手伝い仕事。その合間に直売所に立ち寄って撮影。
 昨秋、群馬県昭和村の人と結婚された野田沢の麻子さん(トマト農家・宮川頼之さんの娘さん)が栽培されたキャベツが今日・明日の2日間限定で販売されるからだ。
 上写真のPOP(ポップ)が冴えていた。



 村の高齢者の方などは「POP」という言葉にあまり馴染みがないかもしれない。ネット上での「POP」の意味説明を引用しておく。
 「POPは紙を広告媒体としてその上に商品名と価格、またはキャッチコピーや説明文、イラストだけを手描きしたもの」、「POPは個性的な店の雰囲気を作り上げる力があり、POP一つでその商品、ひいては店舗の売上を左右するとまで言われる」。
 夜、「明2日も売っています 麻子さんのキャベツ」という記事をブログに掲載し、facebook、twitterで告知した。

2日(日) 今日は「グルっと栄村100kmサイクリング」の開催日。
 何かいい写真を撮りたいと思っていた。狙いは五宝木。起きるのが遅かったので、サイクリングの邪魔にならないよう、日出山線から鳥甲牧場をぬけて、五宝木に出た。
 狙いに合ったまずまずのものが撮れたかと思う。その成果は「復興への歩み」本文で。
 ここでは鳥甲牧場の様子を紹介しておきたい。



 写真は、鳥甲牧場の真ん中から高倉山を望む方向を撮ったもの。去年までは草や灌木が生え放題だった。そこに今年は大根(写真手前)とソバ(大根の向こう側、下写真参照)が植えられている。



 鳥甲牧場の景色がとても素晴らしいものになった。間もなく、ソバの白い花が一斉に咲くだろう。その景色を想像するだけでワクワクする。
 午後は頼まれ仕事など。
 
3日(月) 原稿書き、米の発送、頼まれ仕事などで一日が過ぎ、今日はほとんど写真を撮っていない。
 そんな中、直売所に立ち寄った時に撮った2枚。



 「ピー太郎」って、どんなピーマンなのだろう? 明日にでも買って食べてみよう。



 上のPOP、「うーん、なるほどな。こういう素朴な食べ方、いいかもね」と思う。明日はピー太郎をこうやって食べてみるか。
 
4日(火) 朝一番でまず給油。そして、ある人に電話をかけようとしたら、料金振込忘れ。慌てて振込に走った。
 その後、月岡英男さんの野々海水番の様子を拝見しに野々海へ。その結果は「野々海池の水番、そして野々海水路上流周辺の散策」として写真レポート化。
 野々海の帰路、貝立山裏〜スキー場で紅葉をつぎつぎに見てビックリ。これも写真レポート化。
 午後から夜はずっと、この写真レポート作り。今日やるはずだった「復興への歩み」No.261の編集は明日へ。
 
5日(水) 昨夜、大変な失敗をやってしまった。
 かなり遅くまで野々海のレポート編集をし、その後、しばらくTVなど見て、0時半頃に眠りに就いたと思うが、2時頃に目が覚め、再び眠ることができない。しばらくして薬を飲んでいなかったことに気づいた。2時半頃に薬を飲んだのだが、そのため朝は目覚めたのが9時近く。
 この時間まで寝ていると、すでに空気は暑くなっている。目覚めた時から、なにかべたついた感じ。しかし、No.261の編集をしなければならないので、正午過ぎまでひたすらPCにむかっていた。

 午後3時頃から約50部を配達。外を廻る方がいい。
 夕刻は野々海レポートの編集直し。

 そういう次第で、今日はほとんど写真を撮っていない。
 そこで、撮影日に日誌等に反映できなかったものを紹介しておきたい。



 これ、「牛角」(ぎゅうかく)という名の唐辛子。当地では唐辛子のことを「コショウ」とも呼ぶ。
 森の広瀬敏男さんの畑で栽培されている。一度、直売所に出荷されたが、即日完売。育てられているのは3本の株で、再出荷するには至っていない。
 私は1日夕に敏男さんからいただいた。食べ方は、刻んで、醤油と酢に漬ける。その醤油酢漬けもいただいた。
 これをご飯に上にのっけて食べてビックリ。食べ始めたら止まらない!



 じつは、私は元々は酢が苦手。ところが、この醤油酢漬け、クセになりそうなくらい美味い。
 今日、直売所でレジの人に話したら、「じゃあ、私もやってみよう。家でつくっているコショウで」と。村でブームになるかも…。
 
6日(木) No.261を昨日発行したので、今日は協賛者宅をほぼ全戸廻る日。平滝、白鳥、箕作、泉平、月岡、小滝、横倉、雪坪、志久見、柳在家、切欠、長瀬、北野、極野、天代、坪野、程久保、野矢沢、大久保、野口、原向、森、中条の順で、秋山を除く全村をグルっと一周したことになる(青倉は昨日廻った)。
 頼之さんのトマト畑はもう収穫を待つばかりになっている。
 最近、農家の軒先に豆が乾してあるのをよく見かけるようになったが、その正体は雪割豆。大久保で阿部伸治さんのおかあさんが木槌で鞘を叩き、実を取り出しているところに出会った。いい絵が撮れた。



 程久保の宮川エイ子さんの家の前のヤマユリが全面開花。もう1〜2日前の方がもっときれいだったかもしれないが…。



 配達は全部で103軒。
 途中から、お尻の下から下半身の神経痛が出て、少々苦しかった。前日、車で少し冷房を入れた影響か。
 
7日(金) 今日から頼之さんのトマト畑の収穫作業が始まるとのことで、朝8時、トマト畑へ。その模様は午後に写真レポート化し、すぐにブログにアップした。

 No.261でサイクリングの日の五宝木の様子を特集しているので、五宝木へ配達。福原利雄さん宅に伺うと、大根の洗い場にたくさんの大根の姿が…。



 今日から収穫が始まったとのこと。「持って行くかい?」と声をかけていただき、5本もいただいた。知人などにおすそ分けするとともに、利雄さんから教えていただいた「薄く切って、味噌をつけて食べる」というのを試してみた。いい感じの辛みがあり、味噌とよく合う。お奨めの食べ方だ。



 今日も暑かったが、「夏本来の暑さ」という感じがした。日本列島の夏の暑さというのは本来、太陽がギラギラと照りつけ、それで気温が上昇するものだと思うが、この夏は「太陽ギラギラ」というよりも、南風の熱風が吹き込んで来て気温が上がるという感じがする。そして、湿度が高い。
 しかし、今日は暑いものの、夏本来の暑さで、あまり湿気はなく、すがすがしい感じがした。そういう感覚を共有していただける方、おられるだろうか。
 
8日(土) 朝8時半ころという遅いスタートで森集落の配達へ。すでに配達済の家を除き、61軒を廻って森集落を完了。
 「貝立山裏〜野々海のチョウの動きはどうだろうか?」と思い、スキー場から野々海へ。
 貝立山裏は今日もほとんどチョウが見えなかったが、野々海池の堤付近ではこの夏、最も多くのチョウを見ることができた。晴れていたが、野々海にはいい風があって涼しく、とても気持ちよかった。





 チョウは、ひょっとすると、この間のあまりの暑さに森の中に隠れていたのだろうか。ただ、花の咲き方が昨年とはかなり違い、チョウが蜜を吸う花が少ないことも事実だ。昨年7月25日に20匹を超えるチョウが群れていた場所(ヒメジョオンがたくさん咲いていた)にはまだエゾアジサイが満開という状況。
 今年は、季節が乱れているという感じを強く持つ。
 午後は一昨日の神経痛がぶり返したりして、休養。
 
9日(日) 昨日の午後も休養にあてたが、今日は日曜日なので「完全休養日」にしようと心がけた。朝は意識的に遅い起床に。7時間ほど寝たのではないか。これだけ眠ると、血圧が下がるのか、かつて若い頃に低血圧症に悩んでいた頃のように、背中がだるい。
 「完全休養日」とはいえ、依頼を受けていた野菜があるので、9時頃から集荷に廻り、午前中に荷造り・発送。貝廻坂が日曜日で工事が休みなので、9時すぎでも貝廻坂を通行できて助かった。

 問題は午後の過ごし方。家にいるとPCに手を出したりするので、「昼食→買い物→温泉・整体」というプランをたて、そのとおりに実行。
 昼食は、今夏まだ食べることができていなかった鰻重。かなり高価だが、ひと夏に1回くらいは…ということで。きっと混んでいるだろうと思い、昼食タイムを外し、1時半頃に行ったが、超満員。一人なのですぐに席を確保できて、瞬く間に頬張り終えた。なんか、元気が湧いてくる気がする。
 買い物は衣類。最近気づいたが、毎日毎日、配達に廻っていると、ズボンも靴同様、消耗品化する。
 その後、湯滝温泉で露天風呂に入った。真昼間の露天風呂もいいものだ。さっぱりした。
 整体は念入りにやってもらった。整体師ととくに話したわけではないが、施術内容から考えるに、お尻から下の神経痛は背中の筋肉の張りに原因があったのではないかと思われる。
 整体の後、すぐには動く気にならなかったので、湯滝温泉2階の休憩室でごろんと横になり、気がついたら30分ほどウトウトしたようで、時計は5時。
 これで午後を休養日として過ごせた。休養日の過ごし方を工夫し、休養をきちんととることが今の活動を長続きさせるうえで必須のことだと思うようになった。自分としては生き方のかなり大きな転換だと思う。
 


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