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栄村復興への歩み
2011年3月に震度6強の地震で被災した長野県栄村で暮らす松尾真のレポートを更新しています。

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秋晴れの下での稲刈りと秋の恵み

 青倉米の産直で毎月、「お米のふるさと便り」というものを発行していますが、その9月25日号の内容をご紹介します。





 大型連休4日目の22日、この秋一番の快晴。青倉をはじめ、村内各所で稲刈りが本格化しました。
 写真は、青倉の島田和(かず)愛(よし)さんと娘さんご夫婦。娘さんの来援で80歳を超える和愛さん、稲刈りがとても楽しそうです。

稲刈りの様子あれこれ
 
 8月後半から9月中旬にかけて、天気の悪い日が多く、稲刈りはやや遅めの開始。大型連休の後半でようやく本格化しました。その様子を村内のあちこちで撮ってみました。
 
写真中央は極野(にての)集落の藤木八十治(やそはる)さん。奥さんの実家(極野の隣の中野集落)の田の稲刈り。小さなお子さんは、奥さんのご兄弟のお孫さんだそうです(23日昼すぎ)。
 
柳在家集落の斎藤吉卯さん一家の稲刈り(20日午前)。
 吉卯さんは90歳を超え、「おれは家にいるさ」と。田んぼには奥さん(80歳代後半、写真真ん中で腰を屈めている人)と娘さん(東京在住)ご夫婦など。
 この田んぼは手植えで、稲刈りはバインダー使用。この後、はぜ掛けされる。
 
白鳥集落にて(23日午前)。
 山の上ではなく集落の中にある田んぼだが、川のそばのくぼ地で、大型機械を入れる道はない。2条刈りのバインダーで刈り、はぜ掛けされる。ご兄弟3人で作業されていた。
 
青倉集落のあるご夫婦の稲刈り姿(22日午前)。
 奥さまはじつは認知症を患っておられる。でも、おとうさんはこのように一緒に農作業をされ、奥さまができるだけ普通に暮らせるように努めておられる。近所の人たちも温かく見守り、力添えをされている。
 この日は息子さんも帰って来られ、お二人のそばで作業されていました。

次々と登場する秋の恵み

 「春の山菜、秋のキノコ」。これこそ、栄村の豊かな自然の恵みですが、もう“なめこ”が出始めています。直売所かたくりの様子とともに、山と畑の秋の恵みをご紹介します。


 
 23日昼、直売所かたくりに「なめこ」を出荷されている藤木幸江さんをお訪ねし、なめこを原木栽培されている場所をお聞きしました。
 教えていただいたのは深い山の中。なかなか見つけられませんでしたが、ようやく“ほだ木”が並ぶ場所を見つけました。
 下の写真のような渓流沿いにほだ木が並べられていました。






 山の栗です。写真は直売所かたくりでディスプレイされているもの。
 「栽培されたもの」というよりも山の恵みというほうが正しいでしょうね。





ミョウガ。
 村では、薬味にも使いますが、ミョウガを三杯酢で漬けたものなどをいただきます。


 
小豆。
 写真下は見慣れた小豆ですが、上は黒小豆。茹でると赤みを帯びるそうです。
 

 
花豆。
 「高原豆」とも呼ばれ、標高の高い冷涼な気候のところでしか、うまく育ちません。秋山郷・五宝木集落の山田政治(まさじ)・せきさんご夫妻が丹精されたもの。
 信州産は「紫花豆」と呼ばれ、最近はなかなか手に入らないものになってきています。
 栽培が難しいと同時に、煮るのに熟練技が必要。せきさんは花豆を煮る名人の一人。栄村を訪れられる方は「吉楽旅館」の大女将の煮る花豆を是非、ご賞味ください。


 
栃(とち)の実。
 いま、村内を廻っていると、多くの家の前で、栃の実を水に浸けている様子や、その後に栃の実を乾している様子を見ます。
 乾すのに1週間ほど、その後、皮を?いて取り出した実をまた水に何日もさらす。非常に手間のかかる作業です。
 そうして得られた栃の実を使った栃餅。黄な粉をつけて食べると、なんともいえない美味しさ。
 「栃餅を食べてみたいな」という方、メールまたはお電話でご相談ください。ご依頼があれば、村のかあちゃんたちに掛け合ってみます。
 あまり多くは入手できませんが、販売用ではなく、お家で食べるために作られるものを分けていただけるよう、お願いしてみます。10月初旬までにご連絡いただければ、かあちゃんたちへの声かけをします。
 
 
 
紅葉が始まっています
 
 
 いずれも9月20日午後撮影。
 1枚目は野々海峠から新潟県旧大島村の棚田を望んだもの。2枚目は野々海の湿地・東窓。


 
 紅葉とともに、穂をひらいたススキの姿も美しい。
 背景に見える山は苗場山(左)と高倉山。高倉山は江戸時代、御巣鷹山の一つでした。

 

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