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栄村復興への歩み
2011年3月に震度6強の地震で被災した長野県栄村で暮らす松尾真のレポートを更新しています。

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配達日誌8月16日〜31日

16日(火) まず配達。その後、野々海へ。
 三叉路の小さな池は期待通りに色づき始めている。驚いたのは、野々海池の入り口を下ろうとしたとき。水量の予想以上の低下にも驚いたが、それ以上にびっくりしたのは対岸が色づき始めていること。まったく予期していなかった。ブログ「猛暑の日、野々海に、秋を見つけた」をアップ。

 

色づきはじめた野々海池の対岸


 午後3時から白山さまのお祭りの片づけ。片づけにはそんなに時間を要さず、恒例の飲み会になる。今年の世話役・英男さんの奥さん・カノさん手作りの漬け物などがつぎつぎと出てきた。いちばん驚いたのは、たくさんの天ぷら。トウモロコシと青じそ、玉ねぎ、小女子(こうなご)のかき揚げだ。青じそが入っているのが1つのポイントのように思う。これは写真を撮っておくべきだった。だが、話が盛り上がっていて、写真を撮らずじまい。残念。
 野々海の色づきも話題に。水番の英男さんは今朝も行っておられて、「そうだ。色づいていたろう」と。私だけの主観ではなかった。
 午後6時すぎ、「そろそろ暗くなってくるぞ」というのでお開き。

 

17日(水) 英男さんが武蔵野大学の学生を野々海に案内するのに同行し、撮影取材。朝方、雨だったので心配したが、平滝から上る過程、野々海池での英男さんの水管理の様子を見る間は天気がもった。しかし、水番小屋で学生たちが英男さんにいろんなことを尋ねる会が始まった直後に激しい 降雨。台風の影響だ。11時頃に下におりてくるときは止んでいたが。

 

英男さん持参のミニトマトや枝豆をつまみながらのインタビュー


 その後、8月1日〜15日の配達日誌の整理と編集。
 その作業がほぼ終わりかけた頃、急に胃がさしこむような感じ。やむなく横になり、さらに布団を敷いて、夕食も食べず、寝た。

 

18日(木) 一晩寝て、胃の具合悪さはおさまっていた。が、なにか体の調子がよくない。じつは15日の白山神社の祭礼で何度も頭を下げる動作をしたとき、体に歪みを感じ、体を前に折ると腰に変な圧力がかかった。そんなこともあったので、背中の筋肉の疲れをとらなければならないと思い、午前中、十日町の接骨院へ。上半身はかなり楽になった感じ。
 4時すぎにまとめ洗濯へ。洗濯物を洗濯機に入れたところで、1本の電話。電話の主のところを訪ね、1時間強、懇談。その後、洗濯に戻ったが、もう夕食の時間。

 

19日(金) 5時に目覚めるも、二度寝し、6時すぎに起床。
 9月定例議会の一般質問要旨通告の締切が今日の午後1時なので、まず、要旨通告の原稿書き。
 9時にメールで議会事務局に送ったうえで、議会事務局を訪れ、議事録作成のためのテープ起こし作業の実際などを事務局の斉藤力さんから聞き、その後、初めて「議事録」というものを実際に手にとって閲覧。

 

もう稲穂が垂れ、色も黄金色にむかっている(中条にて)


 6月定例会での私の一般質問への答弁の中で森川村長が問題発言をしたが、その問題発言で被害を蒙った当事者が昨日、森川氏と会談したそうだが、その場での森川氏の発言内容を知り、愕然。憲法で保障されている基本的人権について、森川氏はどうやら正しい認識をお持ちでないようだ。暗澹たる気分になると同時に、「なんとかしなければ」と強く思う。
 午後、森の開田と青倉の西山田の棚田へ。写真撮影等。続いて、直売所の様子を見に行く。そこで知人から巨峰をいただく。非常に美味しかった。
 ある人を訪ね、久々に1時間以上、話し込んだ。
 この間、栄村の写真アルバムを制作しようと、写真の選定を進めてきたが、ひとまず選定を終えると、「定番」的なスポットに偏っていて満足できず。もう一度、一から選定し直すことにした。

 

20日(土) 「復興への歩み」No.292の編集。
 午後2時頃、土砂降りの雨。気象庁の「高解像度降雨ナウキャスト」を見ると、南東から北西へ雨雲が動いている。
 この雨の後の夕刻の景色が素晴らしかった。「トマトの国」に向かう途中だ。7月30日の夕景が素晴らしくてブログで紹介したが、それに勝るとも劣らない素敵な夕景だ。

 


 夜、秋の虫が鳴いた。いよいよ秋か!

 

21日(日) 「復興への歩み」No.292の配達、113軒。
 配達途中に切欠の集落と田んぼ、東部パイロットの奥まったところにある斉藤正春さんらのソバ畑などを撮影。ソバ畑は軽トラでやっと辿り着けるようなところだが、そういうところで丁寧に栽培されている様子に改めて感動を覚えた(下写真はちょっと変わった角度から撮影。真ん中に見えるのは東部パイロットに設置された携帯電話のアンテナ)。

 


 野菜を求めに直売所に行った際、店長からいろいろと話を聞いた。明日、直売所の出荷運営組合の総会だが、村からの補助金を得るために、組合役員や店長は大変な苦労をされている。

 

22日(月) 台風接近が騒がれたが、村にはほとんど影響なし。午前中に青倉などで60軒配達。
 午後2時から直売所の出荷運営組合の総会。村からの補助金が決まらない中、非常に苦しい議論となり、午後5時頃までの長い総会となったが、直売所にかける組合員の熱意がひしひしと伝わってくる、とても素晴らしい総会だった。
 終了後、その議論の熱気をひきずって、直売所をめぐる会話をいろんな人といろんなところで行い、気がついたら、9時をはるかにまわっていた。

 

23日(火) 午前中、程久保に向かう途中、貝廻坂で道路パトカーと遭遇した。10時40分頃のことだ。昨日の雨で水路の一部が破損し、北信建設事務所飯山事務所に住民から通報があって、駆けつけたとのこと。この水路は貝廻坂の改良・拡幅工事の一環として設置されたので県管理なのだ。(この現場の写真は「復興への歩み」No.294に掲載)
 午後は2時頃から「お米のふるさと便り」を一気に編集。2〜3時間。相当に疲れた。その関係で、青倉・西山田の棚田を訪れたが、かなり黄色くなってきている(下写真)。

 


 夜はかなり気温下がった。

 

24日(水) 貝廻坂の現場に応急措置のブルーシートが張られていた。
 午後はひんご遺跡報道説明会に参加。その際、久しぶりに箕作〜平滝間の橋の建設の様子を見た。床板工の型枠設置がかなり進んでいる。
 夕刻、9月議会議案書が届けられる。決算書とその説明書が4冊あり、ぶ厚い。
 夜、暑いというのではないが、気温、あまり下がらず。

 

25日(木) 午前10時頃、ギックリ腰発症。しかし、公務があるので、「北信州農村女性の集い」の会場(木島平村)へ。
 予定の4時半を過ぎ、5時頃に終了。そこから十日町の接骨院へ車で直行。6時半頃に到着。ギックリ腰の中で1時間以上の運転はきつかった。
 5時半頃、栄村を通過するとき、雨がパラパラ。帰り、十日町で小雨、栄村までずっと路面は濡れていた。大雨警報が出ていたようだ。

 

<以下、26日〜30日は配達ができなかったので、日誌も簡略化>

 

26日(金) ぎっくり腰のため、配達はしばらく休み。午前、自室作業で(蒸し)暑さを感じる。議会事務局と直売所へ。
 夕、気温低下。午後9時すぎ、大雨警報。ナウキャストでは長野市の南部あたりで赤色。東に進むと、秋山郷の奥で降ることになる。

 

27日(土) 6時前に起床。6時すぎにかなりの降雨。ナウキャストを見ると、その頃、栄村北部が黄色(1時間に20〜30ミリの降雨)。
 今日は森のお祭りだが、腰の状態が悪いので、宵祭りには行かず、自宅でおとなしくしていた。

 

28日(日) 午前中、家にいると、森の若衆が悪魔祓いに来てくれた。
 昼頃から、菅沢トマト収穫などの撮影に少し出かけた(下写真)。

 

 

29日(月) 午前中、腰の治療に十日町へ。
 青空に秋の雲が浮かび、気持ちのいい天気。出かける時に、ふと、小林昇子さんの荏胡麻の畑のことが頭に浮かび、様子を見に立ち寄った。素敵な写真が撮れ、ブログにアップ。

 

30日(火) 「ししこしょう」が「信州の伝統野菜」に認定されたので、横倉の渡辺利正夫妻を取材。「ししこしょう」を「伝統野菜」として推そうという話が出てから、認定まで満5年。この認定にはとても価値があり、活かさなくてはならないと強く思った。

 

 ししこしょうの畑は、写真左下から右上へ伸びる飯山線の線路の左側。伝統種を自然交配から守るために、他の野菜の畑から隔絶した畑で栽培されている。
 以前から、飯山線の線路を渡った先の千曲川との間の狭い土地に畑や田があることを不思議に思っていたが、元々は田が続くところに飯山線の線路が敷かれたのだということを、今回、初めて知った。

 

31日(水) ぎっくり腰もなんとか治まり、本格的配達を再開。今日は114軒。
 途中、森の開田の絶景ポイントへ。秋の空、黄金色の稲穂、そして鳥甲山という景色がうまく撮れたと思う。

 


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