プロフィール

profile
栄村復興への歩み
2011年3月に震度6強の地震で被災した長野県栄村で暮らす松尾真のレポートを更新しています。

カテゴリー

categories

サイト内検索

Search

カレンダー

calender
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      
<< March 2024 >>

最近の記事

selected entries

最近のトラックバック

recent trackback

月別アーカイブ

archives

栄村関連リンク

links

携帯用QRコード

mobile
qrcode

ブックマーク & RSS

Bookmark&RSS

除雪(1月5日)

 

 

 今冬も昨冬に続き、記録的な少雪になっているが、5日は朝方から久々にほぼ一日雪。
 配達に廻っていて、さまざまなところで除雪作業に出会った。
 上の写真は、午後3時57分、柳在家の県道で出会ったタイヤドーザーが間近に迫ってきた場面。
 志久見集落を過ぎ、柳在家に入ると、前方にいるスノーロータリーが停止。反対車線に出て追い越すと、上からタイヤドーザーが雪を押して下ってくる。上下2車線の両側を押し終わり、車道真ん中の雪を押してくる。道路右側の配達先のお宅の前の空きスペースに入り、運転台から撮った。
 タイヤドーザーが間近に迫ってくる場面にはもうかなり慣れたが、やはり迫力があり、少々おっかない。
 この場面に至る2分弱を撮った連続写真を逆順で次頁に示す。

 

 

 

 

 

 

 次は、午後3時19分。国道117号線の栄大橋付近。青倉トンネルを出て、森方向に進むと、前方にグレーダーが除雪中。反対車線に対向車があり、1台をやり過ごし、さらに前方にもう1台、対向車が見えたので、車を少し前進させて、タイヤドーザーンに近づいたところで車内からパチリと撮影したもの。

 

 

 グレーダーは、ドーザーやロータリーが除雪した後、路面にこびりついた雪を削り取ってくれる。グレーダーが入ると、相当に走りやすくなる。

 

午後1時38分、箕作集落にて。
 集落内道路の雪を押してきて、田んぼに出すところ。写真手前の除雪されている道は雪の押し出し場に行くためにドーザーが通った跡。平年並みに降れば、この押し出し場に大きな雪の山ができるが、昨冬、今冬とそれができない。

 

午後1時34分、平滝の国道117号線を雪を飛ばしながら進むロータリー車。常慶院から撮影。

 

 

 この日、午後1時すぎ、雪がかなり激しく降る中、栄大橋上に写真撮影のためと思われる3人の姿が。

 

 

  飯山線の撮影ポイントだが、列車通過時刻ではない。
  この写真は、北信舗道さんのところに車を停めさせていただき、車から降りて撮影したものだが、その後、3人の横を通過する時、後方に車がないことを確認したうえで、スピードを落とし、窓を開けて声をかけると、「東京から。今朝、電車で来ました」とのこと。
 その後、117青倉トンネル近くの家に配達に入る時、田んぼの下を通る飯山線から雪が飛んでくるのが目に入った。ロータリー車が出動しているのだ。先ほどの「撮り鉄」さんの狙いはそれだったのだ。それにしても、出動タイムは分からないはず。雪の中、ずっと待ち続けたのだろうか。117の青倉トンネルを抜け、横倉に入ると、ロータリー車が進んでくるのが見えた。私は横倉駅に急いだ。
 
 
 
 
 

 排雪口から出る雪の感じから、かなり湿った雪だとわかる。
 
 
 
 
 
 
 

 横倉駅を通過すると、左側に家があるので、遠くへ飛ばさず、線路脇へ。さらにその後、飛ばす先を右側に変え、踏切前で停車。
 私は駅を離れ、配達に戻ったら、停車していたロータリー車がバックを始めた。私はカメラを構えていなかったが、次第にスピードを上げ、普通列車よりも速いくらいのスピードで、あっという間に森宮野原駅方向へ姿を消した。


 こうした除雪風景、村では格段、珍しいものではないが、こういう写真を見ることは意外と少ないように思う。


この記事のトラックバックURL
トラックバック