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栄村復興への歩み
2011年3月に震度6強の地震で被災した長野県栄村で暮らす松尾真のレポートを更新しています。

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春の訪れはかなり早いかも

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  • 2017.02.27 Monday

 

 上の写真は、昨26日昼、「トマトの国」の横の断崖を撮影したもの。
 写真ほぼ中央部をズームアップしたものが次の写真。

 


 断崖の積雪が崩れ、落下しつつある。
 ただし、すぐに落ちそうに見えても、そう簡単には落ちない。
 この部分の様子を何日か追いかけてみた。

 

 24日午後5時半すぎ。
 26日と較べると、崖の土の色が見える部分が少ない。

 

 27日午後5時半頃。
 雪は落ちているというよりも、落ちかけていた雪がやせ細ったという感じ。

 

 じつは、この部分、20日には雪がほとんど落ちていた。21日に丸一日雪が降り、再び真っ白になった。その後、ここまでに見たように、再び雪が落ち始めた。
 私はここ数年、春の訪れにともなう山斜面・崖面の雪の崩落あるいは雪崩の様子に関心をもち、写真もかなり撮っている(ただし、写真データの未整理のため、あまり活用できていないが)。なかなか興味深いものである。

 「トマトの国」の横の断崖の様子をみると、2つのことがわかるように思う。

 1つは、断崖の落雪はもう不可逆的に進んでいて、春が訪れつつあるということだ。この先、雪が降り、この部分が雪化粧することはありうるが、もう真冬のように断崖に雪がへばりつくことはない。天気がよい日になれば、すぐに雪は消える。
 2つは、真冬の積雪は断崖にかなりしっかりとくっついていて、落下式の屋根の雪のように簡単に落ちるものではないということ。


 ここで、この断崖の1月26日の様子を示しておこう。じつに綺麗だ。

 

 

 

 さて、タイトルの「春の訪れはかなり早いかも」について述べたい。
 こういう積雪と落雪・消雪の観察をしていて、今日思ったのだが、家の周りの積雪や道路脇の雪の壁があまり硬い感じがしない。温泉でそんなことを話したら、ある作業で毎日積雪と格闘している人も、「硬い雪はちょっとしかない」と言って、手でせいぜい30cm程度の高さを示された。
 雨が降ったり、気温が上がる日があったりで、積雪のほとんどがザラメになっているのだ。こういう積雪は気温が上がるといっきに融ける。気温が高い日が2日も続けば、一日で30cmくらいは融けて消えてしまうだろう。

 そうなると、春の本格的訪れはかなり早くなる。山菜もけっこう早く出てくるのではないだろうか。
 ただ、小雪だった昨年のように、山菜が出る期間が非常に短くなり、味も例年ほど良くないということはないのではないかと思う。
 まあ、こんなことをあれこれ推測しても仕方ないのだが、長い冬を過ごすと、やはり春の訪れを「まだか、まだか」と思ってしまうものだ。

 

 最後に、「トマトの国」横から中条川を少し下った地点の雪崩の様子を2枚示しておく(26日夕撮影)。2013年9月の土石流災害の前、森林組合の事務所があった地点の対岸だ。当時、森林組合の人が「ここの雪崩は凄い」と話していたのを思い出す。

 

 

 

 

 


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