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栄村復興への歩み
2011年3月に震度6強の地震で被災した長野県栄村で暮らす松尾真のレポートを更新しています。

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飯山市照岡の山腹崩壊について

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  • 2017.05.21 Sunday

 5月19日早朝に発生したとされる飯山市照岡の井出川上流での山腹崩壊について、私は20日夕、知人から聞いて知りました。
 19日は村外に出ていましたが、20日早朝、千曲川が茶色く濁っているのを目撃し、「何だろう?」と思っていたところでした。
 中条川の土石流災害の被災当事者として、他人事とは思えないので、21日朝、現地に出向きました。
 信濃毎日新聞5月21日付の記事、飯山市がHPで公表している「飯山市の大字照岡字大どう地籍の山腹崩落に対する対応について」を前提としたうえで、私が現地で撮影した写真等を紹介します。

 

 

出川橋(通称「だんご橋」)の橋上から上流方向を撮影。7:43。

 

 

みゆきのラインの羽広(はびろ)大橋上から上流方向を撮影。8:20。

 

 

羽広大橋を栄村方向に渡って山の上に進んだ地点から撮影した山腹崩壊の頂部。8:26。

 

 

 上の写真を撮影した地点からさらに上に上ったが(広い畑ゾーンの道を進む)、山腹崩壊地点は見えないことがわかり、羽広大橋に戻り、「羽広山」集落の中を通り抜けて上部へ進んだ。
 途中で地元の人に「見える地点はないですか?」と尋ねたところ、「私も見に行こうと思っていたところ」というご返事で、その人の先導で、山腹崩壊地が見える地点へ。そこで見えたのは、次の写真のとおり。9:12。

 

 

 「ここからは、これ以上は見えない」とのこと。この人からお聞きしたことと、少し離れたところで話を聞いた人の話を総合して、ある畑の先にある林の中に入って、対岸を見たところ、山腹崩壊点をより明確に見ることができた。

 

 

写真イ

 

写真ロ

 

写真ハ

 

 写真イとロがつながっていることはお分かりいただけると思います。
 そして、写真ロとハのつながりも明確だと思います。

 

写真ニ

 

 写真ニは、写真イ〜ハと同じ林の中で撮ったものですが、撮影ポイントは少し異なります。
 写真ニでは、写真上部に崩壊土砂が見えると同時に、写真中央に濁っていない真っ白な水が見えます。
 羽広山集落で出会って最初の撮影地点にご案内下さった人のお話では、ここには冷川(ひやかわ)と温川(ぬくかわ)という2つの川があるそうです。その2つが合流して、井出川(千曲川に流れ込む出川の上流)になるようですが、山腹崩壊は冷川の上流で発生したものと思われます。だから、温川の方は清流のままなのです。
 また、案内下さった方は、「ここらは山崩れのようなことが起こりやすいところだ」とも言っておられました。
 撮影地点は、まだ残雪があるようなところ。撮影ポイントは、温川にむかって崖になっている際(きわ)。イワウチワやイワカガミが咲いていました。栄村でもそうですが、綺麗な花が咲いていたり、美しい景色が見られるところの多くは危険な場所、災害が起こりやすい場所です。

 

 ここで、Webニュースや信毎記事で「飯山市提供」として公開されている写真を示します。

 

 

 山腹崩壊の全体像がわかる写真です。私が写真イ〜ニを撮影した地点は、写真に赤マークを入れたあたりだと思われます。

 

 下流の桑名川地区の住民8世帯14名が、市の避難勧告に従って岡山地区活性化センターに避難されています。
 避難者にとって最も辛いことは、「先が見通せない」ことです。中条川の土石流での避難でも、避難者と行政の間の感覚のズレがくりかえし問題となりました。飯山市において、そのようなことがないように願っています。
 なお、信毎記事でお名前が出ていた桑名川区長の鷲尾静雄さんは、栄村の地震直後から「栄村復興への歩み」をお読み下さり、栄村をご支援下さってきた方です。鷲尾さんが区長をされていること、ここまでの写真を撮影して帰宅した後に朝刊を見て初めて知りました。明日は私は議会ですが、できるだけ早くお訪ねしたいと思っています。

 


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