秋山郷の紅葉と食を思いっきり楽しんでいただきましょう!
- 紅葉情報
- 2017.09.23 Saturday
この紅葉は布岩山の東側です(昨年10月21日撮影)。右は切明温泉・雄川閣のお昼のお弁当。
JR東日本が北陸新幹線キャンペーンで長野県秋山郷を“四季の美 五ツ星” に選定しています。たくさんのお客さまに足を運んでいただき、栄村の美しさを堪能していただけるよう、村民挙げて歓迎の態勢を整えていきましょう!
栄村復興への歩みNo.316
今号はこれまでにない編集スタイルをとりました。
1面に記したとおり、JR東日本が秋山郷を北陸新幹線・秋の旅の「五ツ星」に選び、ネット上でキャンペーンを展開しています。
栄村にとって非常に嬉しく、有難いことです。
と同時に、私はある種の戸惑いも覚えました。なぜなら、これまで栄村あるいは秋山郷をご存じなかった人が、「へえー、こんな素敵なところがあるんだ! 行ってみよう!」と思って下さった時、私たち栄村の側に充分な受け入れ態勢が整っているのか、不安がよぎったからです。
● 秋山郷へのアクセスは?
JR東日本のキャンペーンでは、写真紹介された布岩へのアクセス(行き方)として、「JR飯山線森宮野原駅より路線バスで津南役場前まで約14分、秋山線路線バスに乗り換えて約60分、屋敷下車」と紹介されています。村が7月から運行している「秋山郷周遊シャトル便」は飯山線ダイヤと接続していないので、こういう紹介になるのですね。本当は、土日の「おいこっと」の森宮野原駅到着に合わせた秋山郷案内便をつくりたいのですが…。
秋山郷の紅葉は10月20日頃までは志賀高原・カヤの平方面から秋山林道で入って来るほうが紅葉の素晴らしさをダイナミックに味わえます。その意味では、新幹線を飯山駅で降りて、飯山駅から木島平村までのシャトル便に乗り、さらに木島平〜カヤの平〜切明を走る「高原シャトル便」をご利用いただくのがよいとも言えます。
● お昼はどこで食べられる?
秋山郷をお勧めする時にもう一つ不安なことが昼食の問題です。
「秋山郷をグルっと走れど、食事のできる処、お茶をのめるところがない」というのが観光に来られた方々がもらされる最大の不満です。
この声にこたえたのが切明・雄川閣です。「高原シャトル便」がお昼に到着するのに対応して、予約制のお弁当を始めています。1面に掲載した写真がそれです。献立内容は日によって変化がありますが、1,500円(+消費税)です。
本当にお奨めできるか、自分の舌で確かめようと、20日、注文の電話を入れ、食べてきました。グッド! です。1,500円払うだけの値打ちがあります。雄川閣の電話は025−767−2252です。
布岩の近くということに
なると、キノコラーメンで有名な「みずとや食堂」があります。やはり20日、ご主人の山田広光さんに直接お聞きしてきました。10月7日(土)から11月5日(日)まで秋の営業がされます。
みずとやのキノコラーメン
また、小赤沢の民宿「苗場荘」さんがあります。
自慢の釜めしは予約が必要です。電話は025−767−2136。
小赤沢には「お休み処 苗場」(ラーメンとコーヒー)とお茶のみサービスの「じょんのびお茶の間」(火、木は休み)もオープンしています。
● 村民のみなさんも秋山や野々海の紅葉を楽しみましょう!
いろんな人たちに栄村を訪ねていただき、栄村の観光を盛んにし、村を元気にしていくのに、もう一つ、大事な鍵があります。
栄村の人たち自身が村の紅葉を大いに楽しむことです。
「五宝木って、どこにあるんだい?」、「切明から先は行ったことがないなあ」、「野々海なんて最近行ったことないよ」、こういう話をよく聞きます。これでは、観光の人を惹きつけることはできません。まず、みなさん自身が行って、見て、楽しむことです。とにかく綺麗なんですから。「私は車を運転しないから行けないよ」という方は私に相談してみてください。スケジュール上の都合がつく限り、ご案内させていただきます。
次頁に野々海と秋山郷の写真を紹介します。
是非、行ってみましょう!
野々海池も素晴らしい!(昨年10月22日朝撮影)
標高1,000mの野々海は、秋山郷と共に栄村の紅葉絶景スポット。
上の写真は今年9月22日午前撮影の野々海三叉路で、9月下旬が見ごろ。野々海池は10月半ばすぎが見ごろになるのではないかと思われます。
上は屋敷集落の中から眺める布岩。
右は秋山郷・白沢。このような渓流の流れと一体の姿を見るには、ちょっと工夫が必要ですが…。
秋山林道のコミズです。
切明方面から進んだ場合は、コミズを少し過ぎた地点から振り返って見ます。