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栄村復興への歩み
2011年3月に震度6強の地震で被災した長野県栄村で暮らす松尾真のレポートを更新しています。

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台風21号による栄村の被害状況について:第2報

 県道507号線(秋山郷森宮野原(停)線)長瀬・笹原間、坪野・野口間村道の土砂崩れについては既に報告したが、詳細がわからなかった野々海水路関係の被害の状況を28日朝、撮影してきたので、それを報告する。
 なお、野々海水路関係のうち、横倉のサテライト近くの農道の崩落については、先に緊急レポートを書いたので、ここでは下の地図のA地点とB地点についてレポートする。

 

 

 

A地点
 ここは、2015〜16年、地元地区(横倉、平滝)が水路管理道路を整備したところ。

 

写真a-1  村道野々海線(ケンノキ)から水路管理道路を進んだ先の崩落発生地点

 

写真a-2 横倉沢川側が抜けている

 

写真a-3 この下に横倉沢川が流れている

 

写真a-4 崩落発生箇所の手前(村道野々海線に通じる側)。写真右手に水路が下っているのが見える。

 

 

B地点
 B地点は平滝の堤のすぐそば。

 

写真b-1

 

写真b-2

 

 上の写真b-1とb-2は28日午前8時40分頃の撮影。この時は、元の農道がどこを通っていたのか、よくわからなかった、その後、横倉側から接近して撮影し、元の姿がある程度、見当がついた。横倉側から撮ったものを示す。

 

写真b-3

 

写真b-4

 

 写真b-3とb-4は午前10時50分頃の撮影。土砂撤去の重機が見えるが、これは午前8時40分頃にB地点に行った際にすでに作業を始めていた。
 

 A地点〜C地点、いずれも被害の凄まじさに率直に言って茫然とする。
 C地点の被害の発生は偶然によるもの。横倉の開田の稲刈りがまだ終わっていなくて、知人が今日稲刈りをすると聞いていたので、A、B両地点の撮影を行った後、横倉開田に上がり、そのついでにB地点を横倉側から見てみようと思って、相当に厳しい山道の農道を進み、チェーンが張られていて軽トラでは進めなくなった先を歩き始めて間もなくにC地点の災害現場に遭遇した。
 11月5日に野々海水路の秋終(あきしま)いの普請が予定されているので、その時には発見されたであろうが、それに先立って、今日見つけられてよかった。
 A〜C、いずれの地点も本格復旧には相当の時間と費用のかかる工事が必要だろう。もう間もなく雪が来るので、本格復旧は来春以降となる。

 C地点からB地点に向かう途中、あまりいい写真は撮れていないが、こんな写真を撮った。

 

 

 台風21号の大雨でバラスが写真右上から左下方向にむかって流れた痕跡がはっきり見える。水が農道を下ったのではなく、本来の地形に沿って、山の上から下にむかって流れ、大地を押していったことがわかると思う。
 大雨災害の恐ろしさを垣間見た気がする。


(了)


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