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栄村復興への歩み
2011年3月に震度6強の地震で被災した長野県栄村で暮らす松尾真のレポートを更新しています。

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マルバマンサク

 

 雪深い栄村で真っ先に咲く花といえばマンサクですね。 昨年は平滝から野々海に上がる道路沿いで撮ったのですが、6日に行ってみると、道路除雪がまだ昨年の撮影地点まで進んでいなくて、翌7日、森の開田を上がって撮影しました。
ある人の話では、「道が開いた直後(3月上旬)に雪の中から枝が跳ね上がるとすぐに花をつけた」とのことですから、ひと月遅れの撮影ということになってしまいますね。
 昨年も書いたかもしれませんが、栄村で見られるマンサクは正確には「マルバマンサク」というもので、雪深い地域に咲くものです。マンサクは主に本州の太平洋側、四国、九州の山野で見られ、マルバマンサクとマンサクでは葉の形に違いがあるそうです。「あきた森づくり活動サポートセンター」の総合情報サイトによれば、「マルバマンサクの葉は、倒卵形または倒卵状円形で先は半円形になるが、マンサクは、菱形状円形で先は三角状にとがる」そうです。たしかに私が昨春、花の後に出てきたのを見た葉っぱは先っぽが半円形でした。しばらく先になりますが、葉が出てきたら撮影して紹介したいと思います。

 

        開花直前の蕾のようす

 

● 結束素材としてのマンサク
 上の写真を撮った日の夕刻、トマトの国でお湯に浸かりながら、森の広瀬敏男さんから、「マンサクの枝をねじって、いろんなものを結わえたんだ」というお話を聞きました(表現が正しく再現できていないかもしれませんが)。
 上記した「あきた森づくり活動サポートセンター」のサイトでは、「マンサクは生のうちに、ねじって繊維をほぐして縄のように使う。皮つきのまま河川工事用の柵や蛇籠の材料、背負いかごの骨組みにも利用された。昭和20年代までは、薪や炭俵、粗朶、刈柴を結束するのに用いられた」と紹介されています。世界遺産になっている白川郷の合掌づくりの屋根下地の部材の結束にも使われているそうです。
 機会を見つけて、一度、やってみたいと思います。

 

 

 これはこの時期にしか見られない景色。森開田の道路沿いのマンサクの先に青倉集落が見えます。


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