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栄村復興への歩み
2011年3月に震度6強の地震で被災した長野県栄村で暮らす松尾真のレポートを更新しています。

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土壌の除染実証


 工務店を後にして、つぎに飯舘村役場に向かいました。その途中、田んぼの中に、いないはずの人の姿がたくさん見えます。遠くからでもヘルメット姿が見えましたので、「村の人ではないだろう。なにか復旧工事でもやっているのかな」と思いながら近づき、現場近くにいた作業員の人に尋ねてみました。

 田んぼの放射性物質を除去する方法を探るための実証調査だそうです。後で役場で出会った専門家の方(北海道大学から来ている鉱物専門の方でした)にお聞きしたところによると、代かき後の懸濁水の排水による表土洗浄効果、代かき後の懸濁水に天然鉱物のゼオライトを投入し、放射性物質の吸着を図る方法の効果など、さまざまな除染方法を実証調査しているとのことでした。たとえば、ゼオライトを使う方法がうまくいくと、ただ表土を剥ぐだけの方法に比べて、表土を剥ぐ量が30%程度に圧縮できるそうです。ただ、その専門家のお話では、「表土には有効でも、森林の多い地域なので、森林の除染が大問題。その方法はまだ見当がつかない」とのことでした。


実証調査を行う人の胸には放射線の線量計が
(調査3日目だそうですが、20ミリシーベルトを超えていました)

 また、菅野村長からは、「大学の専門家が自分の研究材料として実証調査をやるような規模では飯舘村を救うことにはならない」というご指摘がありました。そのとおりだと思います。しかし、そういう問題はあるにせよ、「計画的避難」にあたって、国に土壌の除染を強く求めた村(長)の努力がここでも目に見える形で成果をあらわしています。

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  • 東京のばかやろーブログ
  • 2011/09/01 5:04 PM