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栄村復興への歩み
2011年3月に震度6強の地震で被災した長野県栄村で暮らす松尾真のレポートを更新しています。

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10月15日、あんぼの家修復ワークショップの2回目を開催へ

 青倉で「あんぼの家」の修復工事が進められていることはこのレポートでも以前に紹介しましたが、来たる10月15日、修復ワークショップの2回目が開催されます。
 「あんぼの家」では、9月8日から曳き屋さんが入り、建物の傾きを直す作業が進められ、22日に建て起こし作業が終了しました。10月2日、現場を見に行ってきましたが、建物がまっすぐになったのはもちろん、床に新しい根太が入れられるなど、様子がすっかり変わっていました。



 
下の写真中央に横断して見える梁は元は縦方向にあって、地震で落ちた2階部分を支えていたもの。今回の修復では横向けにして2階の廊下を復活させるために使われている

●木舞づくり
 さて、15日の第2回修復ワークショップですが、まず、木舞づくりから行なわれます。
 木舞とは土壁の本体のことで、上写真の箇所の修復と、下写真の床の間に木舞を新しく編む作業とをするそうです。午前中の予定です。
 
 



土壁塗り
 午後は土壁塗りの作業です。
 8月21日の第1回修復ワークショップで参加者全員でつくった壁土を実際に壁に塗ります。土壁塗りには荒塗り、中塗り、上塗りの3段階があるそうですが、今回は荒塗りです。午後1時から4時までが予定されています。


「あんぼの家」修復は何につながるか
 「あんぼの家」修復ワークショップは多くの人たちの関心を呼び、8月の第1回ワークショップには村外から20名もの人たちが集まって来られました。
 しかし、村内ではいまひとつ、この事業の意義が理解されていないように思われます。そこで、少し私の理解するところを書いてみたいと思います。
 第1は、これは個人が住む家の修復ではなく、交流体験施設づくりのために行なわれていることです。
 「あんぼの家」はもともと渡邉加奈子さんが震災まで住んでおられた建物ですが、今回は純粋に交流体験施設として「あんぼの家」を運営していくための拠点として修復・再建がされています。
 “交流体験施設”とは具体的に何をするものなのか? 1つは、村外からやって来た人たちがむらのかあちゃんたちと“あんぼ”を一緒につくることをはじめ、むらの畑でとれた野菜を使って料理をする。そんな体験をやる場です。2つは、たとえば唐箕など民具を展示し、実際にそれを使ってみる体験教室の実施などです。3つは、さらに進めば、むらにやって来た人たちが泊まることも可能になるでしょう。

 こうして、第2に、青倉を訪れる人が増え、集落が賑やかになることです。
 修復ワークショップに若者を中心に20名もの人たちが集まってきている事実が、そういう可能性を示しています。集落のこれからを考える場合、集落で暮らす人びとの存在とともに、むらを訪れ、集落の人たちと触れ合う人びとの存在が大事になってくると思います。中越大震災被災地集落の復興でもそういう交流が非常に重要な意味をもっていることが実際に確かめられています。
 若い渡邉さんが頑張っていることに青倉の人たちをはじめとして、むらの人たちからさらなるご声援、ご支援をいただけますよう、お願いいたします。

10月15日の第2回ワークショップについてのお問い合わせは、
080-1987-3549 またはaokura@sakaemura.netまでお願いします。


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