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栄村復興への歩み
2011年3月に震度6強の地震で被災した長野県栄村で暮らす松尾真のレポートを更新しています。

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視察は、あるがままの現実を見せ、あるがままの現実を見るべき

 このタイトル、何を言いたいのか、おわかりいただけるでしょうか。
 13日の衆議院災害対策特別委員会の栄村視察についてです。

 視察は主に青倉(中条橋落下地点)、仮設住宅で行われましたが、多くの村民が「道路除雪のやり方がいつもと違った」と言っています。青倉では県の職員が集落内道路の随所に立ち、交通整理をしていました。また、仮設住宅では駐車スペースの半分以上にロープが張られて、駐車できないようにされました。いずれも、視察団の車のためです。国会議員の視察団は“大名行列”なのでしょうか?
 中条橋落下地点の写真をご覧ください。


 写真は15日撮影のものですが、写真の左半分にはわずかの積雪しか見られませんが、もともとは写真右側の積雪と同じ状態だったのです。視察団のために除雪して「展望台」を設けたのです。

 私は中条橋が落下した様子を撮影して報告していますが、その撮影の際は新雪で太腿まで雪に埋まるような積雪の中を雪まみれになりながら入っています。まったく同じようにやれとまでは言いませんが、積雪で容易に近づくこともできない所で落下事故が起きているという、あるがままの事実を見てこそ、栄村の雪害と震災の重なりという災害の本当の姿を知ることができるのではないでしょうか。

 こんな話も聞きました。「今日は青倉トンネル内の照明が煌々(こうこう)として明るかった。いつもは消したり、照度を落としたりしていて、とても危険なのに」。平素は、晴天の日など、雪で道路周辺が真っ白な状態からトンネルに入ると、一瞬、何も見えなくなるほどに暗いのです。

 今回の視察をお世話されたのは県庁職員のようですが、あるがままの現実の視察が行なわれるように、その姿勢を改めていただきたいと思います。

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