栄村復興への歩みNo.209
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- 2014.01.27 Monday
時には外でランチを食べてみませんか
――頑張る人を応援したいと思います
食の提供で頑張っている人がおられます。スキー場レストランの岡一(かず)太(た)さん、そして箕作の中国料理店「樓蘭」の渡辺俊男さんです。
岡さん、渡辺さんの頑張りがお店の発展、そして村の賑やかさにつながるよう、応援したいと思います。そこで、是非、むらのみなさんに、時にはランチ(昼食)にスキー場レストラン、樓蘭にお出かけくださいますよう、お誘いいたします。
トマトつけ麺、アイスクリームのせホットケーキ――美味しいですよ
上の写真はスキー場レストランで1日限定30食販売の新メニュー「トマトつけ麺」です。
私は20日のお昼に食べに行きました。さらに25日、青倉のあるかあちゃんにお願いして、レストランに一緒に行っていただき、食べてもらいました。「あっさりしていて、美味しい」というのが、かあちゃんの感想。私も美味しいなと思いました。お薦めです。
つけ汁には「さかえむらトマトジュース」が使われています。刻んだトマトも入れられています。私たちが食べていた間にも他に4食ほど出ていました。一人前700円でお手頃価格。いまは麺が1玉ですが、間もなく1.5玉にされるそうです。
このメニューを考えだされたのは、今冬、スキー場レストランに振興公社から出向してきておられる岡一太さん。好青年です(といってもお子さんのおられるパパさんですが)。中華麺を扱うプロ・樓蘭さんにもアドバイスを受けて、工夫されたそうです。岡さんは他に、ホットケーキにアイスクリームをのせる新メニューを開発、また、ラーメンを500円に値下げ、子どもたちに人気のピザも700円に値下げなど、「お客さまに美味しいものを、そして少しでも安く食べていただきたい」ということで頑張っておられます。
こういう工夫、頑張りがきっとスキー場を賑やかにしていくのだと思います。「スキー場はスキーをする人だけが行くところ」ではなく、気軽にランチを食べるところとして賑やかにしていきたいものです。
冬の樓蘭を賑やかにしましょう
箕作の中国料理店「樓蘭」はいまや“栄村の顔”とも言ってよいくらい、多くの人に知られ、愛されています。
その樓蘭さんですが、率直に言って冬場は苦戦しておられます。雪の多い栄村の冬、みなさん、夜に食事に出かけられることは少なくなります。ところが、それだけではないのです。昼食タイムも冬は厳しいというのです。私や私の知人はみな、「お昼は混むのでかなり待たなければならない」と思い込んでいたのですが、楼蘭のご主人・渡辺さんにお聞きすると、昼もこの冬はお客さんが少ないというのです。まったく意外なことです。
人気が高く、昼食時にかなり待った経験から、多くの人が混雑を避けられたためではないかと思われます。
樓蘭さんが冬場も採算ベースにのる営業を続けられるかどうかは、一事業主としての渡辺さんだけの問題ではなく、人を栄村にひきつける名物店を守り、発展させていくことができるかどうかという村の問題でもあると思います。
樓蘭の渡辺俊男さん(「特式韓麺」の盛り付け)
そういう次第ですので、今冬の間に一度はランチに樓蘭に出かけてみるというようにしていただきたいなと思います。また、先日、大久保集落が冬の間、外に出かけることが少なくなるかあちゃんたちのための昼食の集いに樓蘭さんの特製弁当を注文され、「とても美味しい」と大好評だったそうです。楼蘭さんにご相談されれば、そういうお弁当の注文もできると思います。
スキー場レストラン、樓蘭さんを是非、応援してください。