66歳は今日もやんちゃしています
- 栄村の春
- 2016.03.30 Wednesday
雪面に足跡が見えますね。
写真上方に見える道から、私が上がってきた跡です。今日の昼すぎ、12時40分頃。その先に楽しみなものが待っていることを思えば、こんなの大変でもなんでもない。
この先ではさらに、つぎの箇所も上っていく。
そうして出会ったものは、
何処に向かったのか、もうお分かりの方にはわかるでしょう。ただ、自然保護のために場所は明かしません。
今年は雪が少なく、雪消えも早いので「念のため」と思って出かけた。
「いくら雪が消えてきているとはいっても、ミズバショウの開花期というものがあるだろうから、まだ出ていないだろう。でも、『出ていない』ということが確認できれば、それでいい」と思っていた。
だが、それは開花し始めていた!!
昨年は開花を確認したのが4月19日。今日見たものよりも少し開花が進んだものだったが、今年は約20日ほど早い。その昨年がさらに一昨年よりも半月ほど早かった。
今日のミズバショウの様子を何枚か示そう。
黄色みがかった淡緑色の花序がはっきり見え、白色の仏炎苞もふくらみを見せている。このようなミズバショウらしい姿になっているものはまだ数少なかった。右のものは、外側の茶色っぽい皮がこれから剥がれて、左のような姿を見せる。
全体の様子はこんな感じ。
当分暖かな日が続くと予報されているので、1週間後頃が見頃となるのでしょうか。
この場所、じつは雪が消えると非常に行きづらいところ。なんとか雪があるうちに見頃になってほしいものです。
雪面を上ってミズバショウの群生地に向かったとき、最初に私を驚かせたのは賑やかな「鳥」の鳴き声。でも、聞いたことがないもの。「何だろう?」と思っていると、最初の雪面を上りきって、1つめの沼地が視界に入ったとき、その鳴き声が急に大きくなった。鳥ではなく、カエルだった。私が沼地に近づくと、ぴたっと鳴き声がやみ、姿を撮ることはできなかったが、沼地には卵がいっぱい。
鳴き声から判断すると、里の田んぼなどによくいるカエルとは種類が異なるように思う。
ミズバショウを見て雪面を下るとき、タラの木が芽を出し始めているのを見ることができた。
車を降りて歩き始めたのが12時15分。群生地から戻り、車を停めた地点に戻ったのが1時23分頃。
歩いた道はところどころ雪が消えた場所もあったが、ほとんどはつぎのような雪道。
昨年4月19日に行った時よりも、車を降りて歩く距離は長かった。
その地点よりもはるかに里に近い地点で最初の難所があった。下写真の場所。軽トラで強引に突破した。ここで降車では片道4〜50分歩かなければならなくなる。
今日はこれより前、イワウチワの開花を撮影したいと思って、下の写真の崖面を下った。木の枝などを掴みながらの下り・登り。残念ながら、開花は確認できず。
腕などの筋肉がやや張り気味。温泉に浸かって緩めたいなと思っています。