熊本地震被災者への支援をめぐって
- 熊本地震
- 2016.04.28 Thursday
27日夜、熊本の方からメールを受け取りました。
Webを検索していて、「栄村復興への歩み」のサイトに出会い、被災したご自宅の修復の方法について、知恵の提供を求められたものでした。
早速、メールにご返事するとともに、栄村の地震の時、建物修復をめぐってさまざまな知恵と支援をいただいた新潟の「建物修復支援ネットワーク」の長谷川順一さんに電話しました。
長谷川さんは26日に飛行機で熊本に飛び、熊本市、益城町、西原村、大津町などを廻って、27日に全線運転再開の新幹線を使って、27日夜に新潟に帰着された直後でした。電話で少しお話し、その後、ブログを拝見しましたが、相変わらずの行動力で様々な人とつながり、的確な情報発信もされています。
住宅被災者に有用な情報を発信しているブログ、Facebookの紹介
「建物修復支援ネットワーク」のブログのURLを紹介します。
http://blog.livedoor.jp/niigata_sumai/
です。
いま、被災した方々が住宅の応急措置、修復、再建について必要とする情報が掲載されていますので、アクセスされることをお薦めします。「建物修復」で検索してもすぐに出てきます。
長谷川さんのFBを通じて、熊本の古川保さんという方のFBでの情報発信に辿り着きました。
古川保さんは、木の家・民家再生をめざし、「すまい塾古川設計室」を開設されています。
そして、今回の熊本地震をめぐって、FBで「小さな町川尻町の震災報告」というものを発信されています。川尻町は古川さんの事務所がある熊本市南区の町です。
古川さんのFBを継続的に読むには「友達リクエスト」が必要になりますが、ひとまずWebで「古川保」で検索すると、「古川保|Facebook」が5番目に出てきますから、そこからご覧になれます。
必要かつ信頼できる情報支援のネットワークを
熊本は余震が続いていて、震災直後の救援救命期の段階と復旧初期段階とが重なり、建物の応急危険度判定や被災判定調査、罹災証明書の発行が相当に遅れているようです。
そういう中で、被災者の方々は、避難所や車中での避難を続けながらも、自宅の復旧をどうするか、大変不安な状態でおられると察せられます。
ところが、そういう不安にお応え(お答え)する情報がなかなか届かない状況があると思います。栄村の時もそうでしたし、一昨年の長野県神城断層地震(白馬村、小谷村など)の時もそうでした。
栄村の時は、中越防災安全推進機構と連絡がとれ、いろんなアドバイス・支援をいただくことができました。また、長谷川順一さんも栄村に駆けつけて下さり、いろんなアドバイス・支援をいただきました。そして、神城断層地震の時は、私の被災体験に基づいた情報発信が被災者の方々が住居問題に対応されるうえで、ささやかながらお役に立つことができたようです。
今回、私は村の選挙のこともあって、立ち上がりが遅れましたが、復旧・復興はこれからが本番。今後、なんらかの形で支援していきたいと考えています。
私が痛感しているのは、被災体験に基づいた「被災者がいま知りたい情報・知恵」の発信が弱いということ。いますぐに本格的な情報網を構築することはできませんが、当面、自身のブログでの発信をしつつ、いろんな方々とご相談して、情報ネットワーク作りを検討していきたいと思います。
RQ九州の支援物資受入は4月27日段階で停止
なお、「栄村復興への歩み」No.283 (4月21日付)で紹介したRQ九州による支援物資受入は27日段階で停止されています。
ひとまず必要な支援物資が確保できているためです。そういう状況で新たに支援物資を送ることは、現地の支援活動の阻害要因になりますので、おやめください。
なお、支援金の受付は継続されています。
ひとまず、以上です。
Webを検索していて、「栄村復興への歩み」のサイトに出会い、被災したご自宅の修復の方法について、知恵の提供を求められたものでした。
早速、メールにご返事するとともに、栄村の地震の時、建物修復をめぐってさまざまな知恵と支援をいただいた新潟の「建物修復支援ネットワーク」の長谷川順一さんに電話しました。
長谷川さんは26日に飛行機で熊本に飛び、熊本市、益城町、西原村、大津町などを廻って、27日に全線運転再開の新幹線を使って、27日夜に新潟に帰着された直後でした。電話で少しお話し、その後、ブログを拝見しましたが、相変わらずの行動力で様々な人とつながり、的確な情報発信もされています。
住宅被災者に有用な情報を発信しているブログ、Facebookの紹介
「建物修復支援ネットワーク」のブログのURLを紹介します。
http://blog.livedoor.jp/niigata_sumai/
です。
いま、被災した方々が住宅の応急措置、修復、再建について必要とする情報が掲載されていますので、アクセスされることをお薦めします。「建物修復」で検索してもすぐに出てきます。
長谷川さんのFBを通じて、熊本の古川保さんという方のFBでの情報発信に辿り着きました。
古川保さんは、木の家・民家再生をめざし、「すまい塾古川設計室」を開設されています。
そして、今回の熊本地震をめぐって、FBで「小さな町川尻町の震災報告」というものを発信されています。川尻町は古川さんの事務所がある熊本市南区の町です。
古川さんのFBを継続的に読むには「友達リクエスト」が必要になりますが、ひとまずWebで「古川保」で検索すると、「古川保|Facebook」が5番目に出てきますから、そこからご覧になれます。
必要かつ信頼できる情報支援のネットワークを
熊本は余震が続いていて、震災直後の救援救命期の段階と復旧初期段階とが重なり、建物の応急危険度判定や被災判定調査、罹災証明書の発行が相当に遅れているようです。
そういう中で、被災者の方々は、避難所や車中での避難を続けながらも、自宅の復旧をどうするか、大変不安な状態でおられると察せられます。
ところが、そういう不安にお応え(お答え)する情報がなかなか届かない状況があると思います。栄村の時もそうでしたし、一昨年の長野県神城断層地震(白馬村、小谷村など)の時もそうでした。
栄村の時は、中越防災安全推進機構と連絡がとれ、いろんなアドバイス・支援をいただくことができました。また、長谷川順一さんも栄村に駆けつけて下さり、いろんなアドバイス・支援をいただきました。そして、神城断層地震の時は、私の被災体験に基づいた情報発信が被災者の方々が住居問題に対応されるうえで、ささやかながらお役に立つことができたようです。
今回、私は村の選挙のこともあって、立ち上がりが遅れましたが、復旧・復興はこれからが本番。今後、なんらかの形で支援していきたいと考えています。
私が痛感しているのは、被災体験に基づいた「被災者がいま知りたい情報・知恵」の発信が弱いということ。いますぐに本格的な情報網を構築することはできませんが、当面、自身のブログでの発信をしつつ、いろんな方々とご相談して、情報ネットワーク作りを検討していきたいと思います。
RQ九州の支援物資受入は4月27日段階で停止
なお、「栄村復興への歩み」No.283 (4月21日付)で紹介したRQ九州による支援物資受入は27日段階で停止されています。
ひとまず必要な支援物資が確保できているためです。そういう状況で新たに支援物資を送ることは、現地の支援活動の阻害要因になりますので、おやめください。
なお、支援金の受付は継続されています。
ひとまず、以上です。