今年初めてのミズバショウ
- 栄村の春
- 2017.04.25 Tuesday
25日午後、月岡の山に行ってみた。
「行きたい!」と思いながら、選挙戦で行けず、「遅めかな」と心配していたが、見頃になり始めたところだった。
まだ結構雪がある。
清らかな水の流れ。ミズバショウの生命線だ。
近くにはユキツバキの蕾が…。
山では芽吹きが始まっている。
群落地への上り口。残雪があるからこそ近づくことができる。
25日午後、月岡の山に行ってみた。
「行きたい!」と思いながら、選挙戦で行けず、「遅めかな」と心配していたが、見頃になり始めたところだった。
まだ結構雪がある。
清らかな水の流れ。ミズバショウの生命線だ。
近くにはユキツバキの蕾が…。
山では芽吹きが始まっている。
群落地への上り口。残雪があるからこそ近づくことができる。
今日23日午前10時半すぎ、「トマトの国」前での撮影です。
一昨日から村の各所で桜の開花が見られるようになってきました。一昨日、昨日は写真を撮る暇(いとま)がなかったのですが、今日は朝からいろんなところに撮影に出かけました。
「トマトの国」の前では“雪上の桜”が実現しました。
この時間はまだ雲があって、鳥甲山の全体像が見えませんが、昼すぎには次頁写真のような、いちだんと素晴らしい景色になりました。
午後の青倉集落では、苗間にする田んぼを耕起する人の姿も見られました。
作業されているのは島田与八さん。
朝8時頃と午後2時台の2回、平滝から野々海池に上がる道に行ってきました。
道路除雪が完了しているのは標高900〜950mあたりまで。
この先はまだ1m近い雪があるようです(午前8時撮影)。
晴れ上がった午後、3月29日につぎの景色を見たところに行ってきました。
今日の様子は次の写真です。
道路脇にまだ残雪がありますが、3月29日にはカチカチの雪が2m近くあったのが嘘のような春の景色です。
先に紹介した、まだ道割りが終わっていない地点の近くでも、雪の壁から突き出た桜の枝のつぼみが膨らんでいました。自然の力って凄いなあと思います。
最後にお見せしたい写真がもう1枚。
鳥甲牧場です。見えている山は高倉山。
午前9時50分頃の撮影。
まだ1mほどの積雪がある雪原を15分ほど歩き廻って撮ってきました。まだ晴れていなかったのが残念ですが…。
ある所ではまだ冬、しかし村のかなりのところに春が訪れた栄村です。
今日4月13日、朝7時50分すぎ、鳥甲牧場に行ってきました。
夏から秋にかけて、ソバ、五宝木大根、人参が育つ畑はまだ一面の雪です。
いちばん高い山が鳥甲山。
昨夜の天気予報では「朝は雨」となっていましたが、朝、起きてみると快晴。予定を変更して、鳥甲牧場ー五宝木に向かいました。期待通りの絶景。
さらに3枚、ご覧ください。
牛が実際に飼われていた時代のサイロが見えます。その後ろの山は布岩山。
1枚目の写真の右方向を撮影したもの。
苗場山方向。
この撮影の後、五宝木集落に下りましたが、道路は凍っていてツルツル。カーブを曲がり切れず、雪の壁に一度ぶつかってしまいました。
さらに屋敷集落に向かい、屋敷での配達を終えて、小赤沢集落に向かうと、天候が悪くなって降雪。寒かったですね。
小赤沢の後は、和山、切明、上の原を廻り、最後に林道を通って白沢へ。
405号線で津南町に下りたのは午後3時半頃でした。
「ヴワテュール アミニティエ」と読み、「友情の列車」という意味。
昨3月31日午後、飯山線平滝駅〜白鳥駅間で上り列車を偶然に見かけ、追いかけて西大滝トンネル手前の境川踏切にて撮影しました。
調べると、今年7〜9月開催の「信州デスティネーションキャンペーン」のプレ企画として、3月10日からキハ110系車両1両がこのような色どりに姿を変えて走っているそうです。
私には初めて見るものですが、1991年から1997年にかけて飯山線を走っていた車両デザインを復刻したものだそうです。3月23日からは「飯山線の四季」をデザインしたラッピング車両も走っているそうで、出会いを楽しみにしています。
あと3枚の写真を裏面でご覧ください。
これは白鳥踏切での一枚。
西大滝トンネルをぬける同車両。
踏切遮断機が上がった後に踏切上から撮影。
今春初めてのカタクリ、一輪だけの開花です。
30日、31日の両日、北野天満温泉と平滝でつぼみを確認。昨日、今日(4月1日)は曇り空で気温も低いため、開花は3日頃かと思っていたのですが、北野天満温泉で雪の斜面を上っていくと、一輪だけ開花しているのを発見!
撮影地点が開花場所から遠かったので、周りの枯葉や枝木を取り除くことができず、撮影角度も限られていて、満足のいく撮影はできなかったのですが、まさか今日見られるとは思っていなかったので、撮れただけで幸せです。
昨春は雪が少なかったので3月末でかなり咲き乱れている状況でしたが、今年は意外と雪消えが遅くなっているので10日頃の開花かなと思っていました。午前中の陽光が当たる斜面に雪が消えた部分が見られたことから30日から毎日チェックを始めていてよかったです。
撮影地点の全景およびつぼみの写真は次頁をご覧ください。
撮影地点の全景。
開花は赤マークのあたり。青●のところまで上って撮影。
気温がグンと上がった29、30日に雪消えがかなり進みましたが、原向(はらむき)集落や野田沢(のたざわ)集落などはまだまだ多いですね。原向の中村正文さん宅前の積雪計は30日午後、「110cm」を示していました。
また、カタクリの開花を見た後、東部谷を下り、切欠(きりかけ)集落まで来ると、田んぼの雪を飛ばす人の姿がありました。
「まず咲く」→マンサクの花
栄村で春に真っ先に咲く花として親しまれているのがマンサク。
まだ車では近づけない山の上でも咲いている場所があるだろうと思われますが、日常目に触れる場所で比較的早く開花するのが日隠(ひかくし)橋(月岡集落大巻から小滝集落に上がる村道に架かる)のすぐそばの木。
道端の残雪の上を上って木に近づいて、完全に咲いたものからつぼみまで各種の姿を撮りました。
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現代社会では片隅に追いやられた「集落の絆」と「農業再興」の重要性を訴え続ける。「中山間地域の再生」を模索する提言集。震災当日から1年2ヶ月の経過をまとめた震災記録集としても。カラー写真多数。
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